きてけろくん

きてけろくん：山形県をPRするおもてなし課長

きてけろくんは、2013年に開催された山形デスティネーションキャンペーンのマスコットキャラクターとして誕生しました。キャンペーン終了後も山形県庁観光交流課に所属し、「山形県おもてなし課長」として山形のPR活動に尽力しています。

誕生と活動

2013年6月から9月にかけて開催された「山形デスティネーションキャンペーン」で、キャッチコピー「山形日和。」と共に発表されました。山形県の形を人の横顔に見立て、サクランボのブローチがついた麦わら帽子をかぶり、旅行バッグを引く姿が特徴です。旅行バッグには山形県産農産物のPRマーク「ペロリン」が貼られています。

名前の「きてけろくん」は、山形弁で「来てください」という意味の「来てけろ」に由来し、一般公募によって決定されました。キャンペーン開始に先駆け、2013年5月には山形県おもてなし係長に任命され、ゆるキャラグランプリへのエントリーなど、精力的なPR活動を展開しました。

キャンペーン終了後も、県民からの継続を望む声に応え、PR活動を継続。2014年12月には「おもてなし課長（みならい）」を経て、2015年6月には正式に課長に昇進しました。きてけろくんの商標は山形県が登録・所有しています。

家族

きてけろくんには、家族として以下のキャラクターが存在します。

いくちゃん：きてけろくんの妻。着ぐるみではなく、担当のアテンド（付き添い）として活動しています。きてけろくんの課長昇進直後に公式YouTubeチャンネルで結婚を発表し、県内のゆるキャラを集めた結婚式を挙げました。

もっけだのん：2016年9月に山形県で開催された第36回全国豊かな海づくり大会のPRキャラクター。きてけろくんといくちゃんの子供という設定で、2015年6月に開催された「やまがた森の感謝祭2015」で名前と着ぐるみがお披露目されました。

まとめ

きてけろくんは、山形県の魅力を発信する重要な役割を担っています。親しみやすいキャラクターデザインと、山形弁を取り入れた名前で、県内外の人々に山形県への興味を抱かせています。家族と共に、これからも山形県のPRに貢献していくことでしょう。

参考文献

山形県おもてなし係長「きてけろくん」ロゴマーク活用状況・グッズ一覧（山形デスティネーションキャンペーン推進協議会／山形県、2014年）

外部リンク

キャッチコピー・キャラクターについて（やまがた観光情報ポータル やまがたへの旅）
きてけろくん (@kitekero_kun) - X（旧Twitter）
【公式】山形県おもてなし課長きてけろくん - YouTubeチャンネル

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