きょうされん

きょうされんとは

きょうされんは、日本国内で障害者の支援を行う事業所の連絡会として設立された団体です。具体的には、障害者のための働く場や生活支援センターなど、多様な社会資源をつなぐ役割を果たしています。

概要

1977年8月6日に、最初の16ヵ所の共同作業所が集まって設立されたこの団体は、現在では1800以上の会員を誇ります。会員には小規模作業所や通所型事業所、グループホーム、入所施設、相談支援センターなど、さまざまな形態の事業所が含まれています。

当初の名称は「共同作業所全国連絡会」で、略称は「きょうされん」でしたが、2001年に略称が正式名として採用されました。これにより、より親しみやすい名前へと変化したのです。現在の活動の中心は、会員間の交流や学び、支援活動の要請などであり、特に小規模作業所だけでなく、グループホームやその他多様な施設のネットワーク構築が進められています。

理事長には、社会福祉法人鴻沼福祉会の理事長である斎藤なを子氏が就任しています。

入会資格

きょうされんに入会するには、成人期障害者に関連するすべての施設や事業、そして作業所設立準備会など、事業体が必要です。一つの事業所が会の趣旨に賛同し、会費を支払うことで、事業所単位で入会を申請することが可能です。

入会手続きは、支部が存在する都道府県の場合、作業所施設から支部を経由し、最終的に事務局に至ります。逆に支部がない都道府県では、直接作業所施設から事務局へと申請が行われます。

月刊誌

また、きょうされんは月刊誌『月刊きょうされんTOMO』を発行しており、会員や一般の方々に向けて情報を発信しています。この誌面では、障害者支援に関する最新の取り組みや、会員の活動報告など多岐にわたる内容が掲載され、重要な情報源となっています。

関連項目

このきょうされんに関連する組織には、日本障害者協議会、日本身体障害者団体連合会、全日本手をつなぐ育成会、障害者権利条約、就労移行支援や就労継続支援、さらには地域活動支援センターなどがあります。これらの団体と連携しながら、障害者支援のさらなる充実を図っています。

外部リンク

きょうされんの活動や詳細については、公式のホームページもご参照ください。ここでは、最新の情報や活動報告が発信されています。

このように、きょうされんは障害者支援における重要な役割を果たしており、今後もその活動を通じて多くの人々に貢献していくことでしょう。

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