くじゅう水泉郷

くじゅう水泉郷について

くじゅう水泉郷は、大分県竹田市久住町に位置する、株式会社くじゅう高原開発公社が運営する複合施設です。ここでは、地ビールの製造・販売、ミネラルウォーターの製造・販売、そしてビアレストランの営業が行われています。

歴史

この施設は、もともと1997年に「久住高原地ビール村」として開業しました。しかし、2008年から一時休業していました。その後、2011年4月に株式会社昭和園（別府昭和園）が経営を引き継ぎ、施設名を「くじゅう水泉郷」と改め、同年5月に営業を再開しました。

立地

施設は、阿蘇くじゅう国立公園内、標高約800メートルの久住高原に位置しており、九州で最も高所にある地ビール工場としても知られています。豊かな自然に囲まれた場所で、美味しい地ビールとミネラルウォーターが楽しめます。

地ビール

くじゅう水泉郷では、主に3種類の地ビールを製造しています。

ヴァイツェン：「くじゅうビール王」、「風」という商品名で親しまれています。フルーティーな香りが特徴です。
ブラウンエール：「花」という商品名で販売されています。香ばしい風味とコクが楽しめます。
スタウト：「星」という商品名で提供されています。濃厚な味わいと深みが特徴です。

2011年5月の再開以降、これらの3種類を中心に製造しています。以前の「久住高原地ビール村」時代に製造していたブラック、ケルシュ、ヴァイツェン、アルトは、製法を大幅に変更したため、現在は製造していません。

ミネラルウォーター

2011年9月からは、ミネラルウォーター「山翠のしずく」の販売も開始しました。このミネラルウォーターは、2リットルと500ミリリットルのペットボトルで販売されています。

水源

「山翠のしずく」の原料は、くじゅう連山の地下に眠る伏流水です。硬度38mg/Lの軟水であり、まろやかな口当たりが特徴です。

関連情報

九州乳業：くじゅう高原開発公社の設立から2010年まで、親会社でした。

外部リンク

* くじゅう高原開発公社

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