くり万・芳恵の学校ぐるみ放課後ベストテン

くり万・芳恵の学校ぐるみ放課後ベストテン

概要

『くり万・芳恵の学校ぐるみ放課後ベストテン』は、1981年11月8日から1985年6月30日まで、ニッポン放送で放送されたラジオ番組です。この番組は、森永製菓の一社提供で、日曜日の午前中に放送されていました。主に学生リスナーをターゲットにしていたこの番組は、音楽ランキングと学校生活をテーマにしたエピソードを組み合わせ、独自のスタイルで人気を博しました。

パーソナリティ

この番組のパーソナリティは、ニッポン放送のアナウンサーであるくり万太郎と、当時のアイドル柏原芳恵（元・柏原よしえ）でした。柏原は1982年9月まで旧名で出演しており、それに伴い番組タイトルも変わっていました。また、柏原は1982年5月から翌年4月まで、同局内で『塚たん・芳恵のランナウェイ!サウンドレポート』という別の番組にも出演していました。

番組内容

この番組は、リスナーである学生たちの学校から自分たちの好きな曲のベストテンを応募してもらう形で成り立っていました。それぞれの学校が自ら選んだ人気曲を集計し、番組内で発表するという仕組みです。「○○校では第○位だが、総合では第○位」という形でのランキング発表もあり、リスナーの興味を引きました。

1982年6月頃には、400校以上の協力校が参加するまでに成長しました。くり万太郎は、毎週各校を訪れ、生徒たちへのインタビューを行い、その模様を放送するコーナーもありました。

放送以外のコーナーには、『ハッハッハッガキスペシャル』がありました。このコーナーでは、リスナーから学校での珍エピソードやクラブ活動に関する手紙を募集し、選ばれたはがきに対しては希望するLPレコードがプレゼントされるシステムが採用されていました。学校にまつわる様々なテーマに基づいて投稿を受け付け、リスナーの参加を促しました。

放送時間とネット局

『くり万・芳恵の学校ぐるみ放課後ベストテン』は、ニッポン放送で日曜日の8:00から8:30の時間帯に放送されました。この時間帯は、当時の長時間音楽番組『朝から音楽めいっぱい!!サンデーモーニングワイド』の一部として放送されていました。また、毎日放送（MBSラジオ）でも同じく日曜日の11:30から12:00に放送されていました。

このように、『くり万・芳恵の学校ぐるみ放課後ベストテン』は、音楽と学校生活、そしてリスナー参加型の楽しさを提供する多彩な内容で、多くのファンに愛されました。

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