ぐっすんおよよ

ぐっすんおよよ

『ぐっすんおよよ』は、1993年9月にアイレムからリリースされたアーケード用アクションパズルゲームです。プレイヤーは、ダンジョンに迷い込んだ主人公「ぐっすん」と「およよ」を、時間内にゴールまで導くことを目指します。

ゲーム内容

基本ルール

ゲームの基本的な流れは、画面上から落ちてくるブロックや爆弾を操作し、これらを使って「ぐっすん」と「およよ」の足場を作ったり、敵を妨害したりすることです。

ブロック操作: 落ちてくるブロックを積み上げ、足場を形成します。
爆弾: 爆弾を爆破することで、不要な足場を破壊したり、敵を攻撃したりできます。
主人公の誘導: 落下中のブロックを主人公に乗せたり、主人公を押して移動させたりすることも可能です。

主人公たちは1段程度の段差なら自力で登れます。また、近くにブロックが置かれると、驚いて反対方向に逃げ出すなど、ユニークなリアクションも特徴です。

最終的に、主人公をステージ内のゴール地点である扉に接触させればクリアとなります。

ミス条件

以下の条件に当てはまるとミスとなり、ゲームオーバーになります。

ブロックに押しつぶされる
敵やトゲに接触する
水に溺れる
ブロックを積み上げすぎてしまう

主人公たちはプレイヤーの思い通りに動いてくれるとは限らないため、ブロックや爆弾を駆使して誘導する必要があります。

その他

水位: 一定時間経過すると、ステージ下部から水が上昇してきます。水没しないように注意が必要です。
複数ゴール: ステージによっては複数のゴールが存在し、到達した場所によってボーナスや次のステージが変化します。
アイテム: ステージ内には、得点アイテムや敵の動きを止めるアイテムなどが存在します。
変態モード: ゲーム開始前に特定の操作を行うことで、プロローグの内容やゲーム中のセリフが変化する「変態モード」が選択可能です。

登場キャラクター

ぐっすん: 本作の主人公。青い服を着たトレジャーハンターです。
およよ: ぐっすんの相棒。緑色の服を着ています。
えみり: ぐっすんたちの村に住むヒロイン。デモ画面などに登場します。
じょおじ: 同じ村の青年。
ぷにくん: 動かないスライム状の敵。
ぽにくん: ゆっくり移動するスライム状の敵。
おにのちびたくん: 歩いているだけの敵。
がちゃくん: ブロックで潰せない敵。
ぽむぺくん: ジャンプしながら移動する敵。
ぺろくん: 地形に沿って移動する敵。
ひのたまめらめらくん: 浮遊しながら移動する敵。
ふーくん: 鎌で攻撃してくる敵。
よよくん: 地面から出現する敵。
どきどきばくはつくん: 爆発する敵。

移植版

すーぱーぐっすんおよよ（スーパーファミコン）
ぐっすんおよよ（PlayStation）
ぐっすんおよよS（セガサターン）

スタッフ

音楽は『アンダーカバーコップス』（1992年）を手掛けた冷牟田卓志が担当しています。

評価

アーケード版は、ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第7回ゲーメスト大賞」でベストアクション賞8位を獲得しました。

続編

すーぱーぐっすんおよよ2（スーパーファミコン）
続ぐっすんおよよ（PlayStation、セガサターン）
* ぐっすんぱらだいす（PlayStation）

『ぐっすんおよよ』は、その独特なゲーム性と可愛らしいキャラクターで、多くのファンを魅了した作品です。

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