「こたつむすめでテケテケテ」は、
1988年12月からNHKの『
みんなのうた』で放送された
楽曲です。作詞・歌はタレントの
野沢直子、作曲・編曲は川原久が担当しました。
概要
この曲は、
野沢直子が『
みんなのうた』で唯一歌唱した作品として知られています。歌詞の内容は、ある女の子のお腹にこたつがくっついてしまったという奇妙な状況を描写したものです。特に、2番の歌詞では、好きなクラスメイトであるひろし君と一緒にこたつに入ったことで、こたつの温度が急上昇してしまうという、ユーモラスな展開が描かれています。
野沢直子自身は、自身のシャイな性格と、顔がすぐに赤くなってしまう点を踏まえ、もし体の一部がこたつや湯たんぽのようになったら、熱くて大変だろうという発想からこの曲が生まれたと語っています。
映像は、
森まさあきが制作した
アニメーションで、
楽曲の奇妙でコミカルな世界観をさらに引き立てています。CD版では、2番の最後の歌詞と間奏の位置が、放送版とは異なっているという特徴があります。
1989年2月1日には、ビクターエンタテインメントからこの曲のシングルが発売されました。さらにその1か月後には、
野沢直子のオリジナルアルバム「ふかづめ」にも収録されています。これらのCDは、
2017年時点では廃盤となっていますが、2011年に発売された番組関連のCD「NHK
みんなのうた 50 アニバーサリー・ベスト 〜おしりかじり虫〜 」で聴くことができます。また、映像は2011年にNHKエンタープライズから発売されたDVD「NHK
みんなのうた 第10集」に収録されています。
タイトル: こたつむすめでテケテケテ
作詞・歌:
野沢直子
作曲・編曲: 川原久
放送開始:
1988年12月
関連商品
シングル: こたつむすめでテケテケテ (1989年2月1日発売)
アルバム: ふかづめ (
野沢直子、
1989年3月発売)
CD: NHKみんなのうた 50 アニバーサリー・ベスト 〜おしりかじり虫〜 (2011年発売)
DVD: NHK
みんなのうた 第10集 (2011年発売)
「こたつむすめでテケテケテ」は、ユニークな歌詞と
アニメーション、そして
野沢直子の個性的な歌声が組み合わさった、記憶に残る『
みんなのうた』の1曲です。この曲を聴くと、どこか懐かしい気持ちになるとともに、
野沢直子のユーモアセンスに思わず笑みがこぼれるでしょう。