こちら夢スタジアム

『こちら夢スタジアム』は、1988年4月から1989年3月にかけて日本テレビ系列局で毎週金曜19時30分から20時00分に放送された、スポーツをテーマにしたトークバラエティ番組です。

番組の司会は関口宏が務め、コメンテーターとして江川卓が出演していました。ゲストには、現役のスポーツ選手やプロ野球選手、引退後に解説者となった元スポーツ選手など、スポーツ界の著名人が多数出演しました。

特に1988年はソウルオリンピックの開催年であったため、番組ではオリンピック代表候補選手の紹介や、各競技の魅力を紹介する企画が数多く放送され、オリンピックへの関心を高める役割も担っていました。

番組は1989年3月に終了しましたが、その後も日本テレビ系列局では「スタジアム」の名を冠したバラエティ番組が継続して放送されました。後番組の『面白スタジアム』では、引き続き江川卓がレギュラーを務め、関口宏に代わってコロッケと小牧ユカが江川のパートナーとして出演しました（後に小牧ユカは井森美幸と交代）。

さらに、その次の番組である『極楽スタジアム』では、前番組からコロッケが引き続き出演したものの、美川憲一、生島ヒロシ、高橋由美子といったメンバーに変更され、番組内容もスポーツ中心から芸能中心へと大きく変化しました。

『こちら夢スタジアム』は、当時のスポーツ界の話題やオリンピックへの期待を盛り上げるとともに、その後の「スタジアム」シリーズへと繋がる礎となった番組と言えるでしょう。

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