面白スタジアム

面白スタジアムの概要

『面白スタジアム』（おもしろスタジアム）は、日本テレビ系列で1989年4月14日から1991年9月20日まで放送されたトークバラエティ番組です。この番組は、前番組である『こちら夢スタジアム』から江川卓が引き続き司会を務め、彼にとってはバラエティ番組での初の司会経験となりました。番組タイトルは1990年4月以降、ロゴ表記が『omoshiroスタジアム』に変更されました。

番組の内容と特徴

『面白スタジアム』では毎回豪華なゲストを招き、その意外な一面やエピソードを紹介する形で進行しました。江川卓はゲストに対してツッコミを入れるスタイルを取り入れ、観客に楽しんでもらえるようなコントラストを生み出していました。その一方で、番組の宣伝活動では江川とコロッケとの顔芸パフォーマンスが注目を集め、視聴者の興味を引く要因となりました。

本番組は、前番組のスポーツ専門という路線から大きく転換し、エンターテインメント色の強い内容に刷新されました。これにより、バラエティ番組としての楽しさが際立ち、視聴者からの人気を確保しました。

番組の終了

1991年9月、江川卓が本職の野球解説に専念するために番組を降板することが決まり、その結果『面白スタジアム』は終了を迎えました。江川の司会者としての活動は多くのファンに支持され、彼の降板は視聴者にとって残念なニュースでした。

出演者

メイン司会

• - 江川卓（1989年4月 - 最終回）
• - コロッケ（1989年4月 - 最終回）：コロッケは、後継番組『極楽スタジアム』も含めて3年半にわたり番組を担当しました。
• - 小牧ユカ（1989年4月 - 1990年3月）
• - 井森美幸（1990年4月 - 最終回）

音楽と制作スタッフ

番組のオープニングテーマは高中正義の「MESA BOOGIE」であり、これが番組の雰囲気を盛り上げていました。制作には、沢口義明、八田辰夫、西沢七瀬らが構成に関わり、美術プロデューサーとして志村靖夫、山浦俊夫が参加しました。また、技術面では鈴木博が音声を担当し、照明や音響効果なども多方面の専門家が協力して支えました。ディレクターは松山和久や磯田修が務め、演出は広瀬健一が担当しました。

本番組は、エンターテインメントの新たな形を追求し、多くの視聴者に親しまれたトークバラエティ番組としての地位を築きました。

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