ことのはの巫女とことだまの魔女と

ことのはの巫女とことだまの魔女と

『ことのはの巫女とことだまの魔女と』は、藤枝雅による漫画作品。
元々はマガジン・マガジン社の『百合姉妹』にて『鳥籠の巫女と気紛れな魔女と』として連載されていましたが、同誌の休刊に伴い、一迅社の『コミック百合姫』に移籍し、現在のタイトルに変更されました。

あらすじ

古い建築をこよなく愛する魔女、グレーティア・ディートリヒ（通称レティ）は、偶然にも結界で隠された神社に足を踏み入れます。そこで出会ったのは、巫女の鴇神紬（ときがみ つむぎ）。

紬は結界のために外に出られないと言いますが、レティはそれを「自分で自分を縛っているだけだ」と一蹴し、結界を破壊してしまいます。そして紬はレティに「貴女と共に征く運命にある」と告げ、二人の奇妙な旅が始まるのです。

登場人物

グレーティア・ディートリヒ

声：生天目仁美
通称：レティ

ドイツ出身の魔女で、古い建築に目がない。結界に興味本位で神社に立ち寄り、紬を外に連れ出した。唯我独尊な性格だが、紬にはペースを乱されることもしばしば。銀髪碧眼の眼鏡っ子。

鴇神 紬（ときがみ つむぎ）

声：能登麻美子

レティが神社で出会った巫女。幼い頃から結界の中で一人で過ごしてきたため、世間知らずでおっとりとした性格。外に連れ出してくれたレティを心から慕っている。
代々の鴇神の巫女の中でも特に神性が高く、結界で守られた神域以外では長く生きられない運命を背負っている。

鈴代 五十鈴（すずしろ いすず）

声：渡辺明乃

紬のお目付け役。代々鴇神の者を守る「鈴」の役割を担う家の出身で、紬を心から案じている。当初は紬の喘息を再発させたレティを嫌悪していたが、同時に感謝もしている。

神様

声：能登麻美子

紬を救うため、レティの前に現れた山の神。紬の姿を借りているが、性格は豪快で世慣れている。紬の姿をしているのは、神様が一番見慣れている姿だから。

書誌情報

藤枝雅 『ことのはの巫女とことだまの魔女と』 一迅社〈百合姫コミックス〉、2006年8月1日初版発行（2006年7月14日発売）、 ISBN 4-7580-7007-5 / 限定版 ISBN 4-7580-7008-3

限定版にはドラマCD『こといろの日々とことほぎの君と』が付属。

琴織さらさ：水樹奈々
犬飼芹穂：ゆかな
獅子尾ハル：浅川悠
白鳥日乃夏：こやまきみこ

ドラマCD

ことのはの巫女とことだまの魔女とドラマCD「マドリガル・ハロウィン」 ISBN 4-7580-7009-1
* 2006年10月31日発売

もう一度検索