こぼれる黄金の砂 -What it be like-

こぼれる黄金の砂―What it be like―の概要

『こぼれる黄金の砂―What it be like―』は、1987年2月25日にリリースされた浅川マキの20枚目のアルバムです。この作品は、彼女の独自の音楽スタイルと深い歌詞が融合した曲が収録されており、多くのファンに支持されています。特に魅力的なのは、アルバムタイトルの「黄金」が「おうごん」ではなく「きん」と読む点です。この微妙な読み方が、作品の神秘的な雰囲気を一層引き立てています。

アルバムのリリースと再発売

アルバムは1987年に初めてリリースされましたが、2011年6月15日には紙ジャケット仕様でリマスタリングされた特別版が再発売されました（規格品番：TOCT-27081）。このリマスタリングにより、オリジナルの音質が新たによみがえり、再び多くのファンに楽しまれています。

収録曲一覧

Side A

1. KEEP ON KEEP ON
- 作詩・作曲：CECIL MONROE／日本語詩：浅川マキ
2. 憂愁
- 作詩・作曲：浅川マキ
3. こぼれる黄金の砂―DREAMTIME―
- 作詩：浅川マキ／作曲：DARYL HALL・JOHN BEEBY／補作曲：浅川マキ
- このトラックは、ホール＆オーツのダリル・ホールによるヒット曲「ドリームタイム」のカバーです。
4. 放し飼い
- 作詩・作曲：浅川マキ
5. MUSIC LOVE
- 作詩・作曲：CECIL MONROE／日本語詩：浅川マキ

Side B

1. あなたのなかを旅したい
- 作詩・作曲：浅川マキ
2. あんたが古いブルースを歌えと言うから
- 作詩：浅川マキ／作曲：BOBBY WATSON
3. ZERO HOUR
- 作詩：浅川マキ・CECIL MONROE／作曲：浅川マキ
4. HERE TO STAY
- 作詩・作曲：山内テツ／日本語詩：浅川マキ

演奏者とスタッフ

アルバムには多くの才能あるミュージシャンが参加しています。浅川マキ自身がボーカルを務め、CECIL MONROEはドラムやパーカッションに加え、一部の曲でもボーカルを担当しています。その他、土方隆行（エレキギター、アコースティックギター）、Bobby Watson（ベース、シンセサイザー）、渋谷毅（ピアノ、キーボード）が参加しており、作品のサウンドに幅を持たせています。

レコーディング技術にも定評のあるスタッフが関わっており、奥村誠二がエンジニアとして、その他にも多くのサポートスタッフが参加しました。これらのプロフェッショナルな技術力が、アルバムのクオリティを向上させています。

特別なサンキュー

このアルバムの制作には多くの人々の協力がありました。白井幹夫や平井達也をはじめ、音楽制作を後押しした人々に感謝が捧げられています。彼らの存在が、時代を超えた名作を生み出す原動力となりました。

『こぼれる黄金の砂―What it be like―』は、浅川マキの音楽キャリアの中で重要な位置を占める作品であり、彼女の独自性と音楽的な深みが感じられる一枚です。歌詞の内容や楽器の調和が絶妙に組み合わさっており、聴く人に深い感動を与えます。このアルバムは、音楽ファンにとって永遠のクラシックとなっているのです。

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