さかい
ケーブルテレビ株式
会社は、
福井県坂井市に拠点を構える地域密着型の
ケーブルテレビおよびインターネットサービスプロバイダーです。略称はSCTV。
サービス対象地域は、
福井県内の
坂井市全域および
あわら市全域となっています。地域の住民や企業に対し、多チャンネル放送や高速インターネット接続といった情報通信サービスを提供しており、地域社会の情報インフラの一翼を担っています。
現在のさかい
ケーブルテレビ株式
会社の源流は、
2001年1月12日に設立された丸岡春江タウンテレコム株式
会社に遡ります。
この
会社は、福井
ケーブルテレビをはじめ、当時の
坂井郡丸岡町や
春江町などからの出資を得て発足しました。設立から間もない同年
2月21日には、
総務省北陸総合通信局より有線テレビジョン放送施設(
ケーブルテレビ網)の設置許可を、当初の対象地域であった
丸岡町および
春江町向けに取得しました。
そして、
2001年11月6日、丸岡春江タウンテレコムとして事業を開始しました。放送サービスの提供が始まったのと同時に、インターネット接続サービスも利用できるようになり、地域の情報化に貢献し始めました。
インターネットサービスについては、開始から約8ヶ月後の
2002年7月1日、運営業務が同日に設立されたミテネインターネットへ移管されました。ただし、サービスへの申し込み受付や料金に関する手続きなどは、引き続き丸岡春江タウンテレコムが行いました。
事業エリアの拡大に向けた動きも進められました。
2003年4月7日には、
総務省北陸総合通信局から有線テレビジョン放送施設の変更許可を得て、当時の
坂井郡芦原町・
金津町(現在の
あわら市)および
坂井町・
三国町(現在の
坂井市)へのサービスエリア拡大が可能となりました。このエリア拡大に先立ち、対象となるこれら4町からの出資も受け入れています。
同年
10月からは、許可を得た拡大エリアの一部地域で順次サービス提供が始まりました。その後、ネットワークの整備を段階的に進め、
2005年12月1日には、現在の
坂井市および
あわら市の全域においてサービス提供体制が確立されました。
サービスの拡充も行われました。
2006年5月1日には、地上デジタルテレビジョン放送の再送信サービスを開始し、デジタル放送への移行期における視聴環境整備に貢献しました。
そして、
2006年9月1日、社名を現在の「さかい
ケーブルテレビ株式
会社」に改称し、現在の組織体制となりました。
提供サービス
さかい
ケーブルテレビ株式
会社は、主に以下のサービスを提供しています。
ケーブルテレビサービス
多チャンネル放送を提供しており、様々なジャンルの番組を楽しむことができます。なお、ラジオ放送の再送信サービスは提供していません。
インターネットサービス
インターネット接続サービスは、関連
会社である福井
ケーブルテレビが提供する各種プランを利用する形となっています。サービスに関する契約申し込みや月額料金の支払い手続きについては、さかい
ケーブルテレビ株式
会社が窓口となります。
地域に根ざした情報通信事業者として、
福井県坂井市・
あわら市の発展に寄与しています。
関連項目
福井
ケーブルテレビ
ケーブルテレビ局の一覧
(本記事は公開情報を基に記述しています)