さかっちバス

さかっちバス：坂戸市のコミュニティバス

さかっちバスは、埼玉県坂戸市で運行されているコミュニティバスです。運行は東武バスウエスト坂戸営業所が受託しています。ここでは、さかっちバスの前身である「坂戸市内循環バス」についても解説します。

沿革

1996年5月7日：「坂戸市内循環バス」として運行を開始。
東武バスウエスト坂戸営業所が運行を受託。
西コース・東コースの2つの循環路線と、片方向運転の2路線、合計4路線で運行を開始。
初代車両には、専用色の日野・リエッセ（KC-RX4JFAA、車椅子リフト無し）が導入されました。
2013年11月1日：「さかっちバス」「さかっちワゴン」として路線が再編。
乗合タクシー型の「さかっちワゴン」が導入され、「さかっちバス」3路線、「さかっちワゴン」4路線に再編。
坂戸市内循環バスの西コース・東コースは廃止され、残りの2路線は「さかっちバス　にしさかど線・つるまい線」という愛称が付けられました。
運賃は100円から200円に改定。
バリアフリーに配慮し、「さかっちバス」には日野・リエッセのステップリフトバス、「さかっちワゴン」には車椅子リフト付きのワンボックスカーが導入されました。
さかっちバスのカラーリングは、坂戸市内循環バス時代とほぼ同じで、坂戸市のゆるキャラ「さかっち」が描かれています。
2020年11月1日：路線およびダイヤの変更を実施。

「さかっち」の由来

コミュニティバスの名称にもなっている「さかっち」は、「坂戸よさこい」のマスコットキャラクターであり、後に坂戸市の公認ゆるキャラとなりました。坂戸市役所には「さかっち」の等身大人形が飾られています。

「さかっち」は坂戸よさこいのキャラクターであるため、両手によさこい踊りの鳴子を持っていますが、さかっちバス・さかっちワゴンに描かれている「さかっち」は鳴子を持たず、両方の人差し指を立てて鳴子の代わりにしています。

運賃

一般（中学生以上）：200円
こども（小学生）：100円
PASMO・Suica利用可能（バス共通カードは利用不可）
各路線の乗り継ぎは無料。乗務員に乗継券の発行を依頼してください。
回数券：さかっちバス・さかっちワゴン共通で11枚綴り2,000円。さかっちバス車内および東武バスウエスト坂戸営業所で購入可能。
坂戸市内在住の高齢者（70歳以上）：希望により特別乗車証が交付され、無料。
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者：希望により特別乗車証が交付され、提示により無料。
坂戸市内循環バス時代の運賃は、100円均一でした。

路線

年末年始（12月29日から1月3日）を除く毎日運行しています。路線の名称は、さかっちのイメージに合わせてひらがなで表記されています。さかっちワゴンにはラインカラーが設定されています。

さかっちバスは東武バスウエスト坂戸営業所、さかっちワゴンは路線ごとに地元のタクシー事業者3社が運行を受託しています。

さかっちバス

さかっちバスおおや線：坂戸市役所 - 鶴舞 - 城山荘 - 川角駅入口（往復7便。日曜・祝日は3便）
さかっちバス移行時に新設された路線です。
さかっちバスにしさかど線：五丁目調整池 - 川角駅入口（朝夕ラッシュ時に各3便。日曜･祝日は運休）
さかっちバスつるまい線：鶴舞東 - 坂戸駅南口、坂戸駅南口 - 鶴舞南（朝夕ラッシュ時に各3便。日曜･祝日は運休）

さかっちワゴン

さかっちワゴンすぐろ線：ことぶき荘 - 島田 - 健康センター - 坂戸市役所（往復5便。三芳野タクシーが運行受託）
さかっちワゴンしがいち線：坂戸駅南口 - 坂戸市役所 - 健康センター - 北坂戸駅東口（往復10便。川乗三和坂戸営業所が運行受託）
さかっちワゴンにっさい線：坂戸市役所 - 花みず木四丁目 - 川角駅入口 - 城山荘（往復4便。川乗三和坂戸営業所が運行受託）
さかっちワゴンみよしの線：東坂戸団地 - ことぶき荘 - 若葉駅 - 坂戸市役所（往復4便。千代田交通が運行受託）

過去の路線（坂戸市内循環バス時代）

さかっちバス移行時に廃止された路線は以下の通りです。

西コース：坂戸市役所を起点とする循環路線。
東コース：坂戸市役所を起点とする循環路線。

また、以下の路線はさかっちバスへ移行しました。

五丁目調整池 - 川角駅入口コース（現：さかっちバスにしさかど線）
* 鶴舞東・鶴舞南 - 坂戸駅南口コース（現：さかっちバスつるまい線）

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