さゆみ・ひかり

漫才コンビ「さゆみ・ひかり」：芸能界と家族の両立を歩む二人

吉本興業所属の漫才コンビ「さゆみ・ひかり」は、宮川大助・花子夫妻の長女である宮川さゆみと、横山やすしの次女である木村ひかりによって2000年7月に結成されました。それぞれの華麗なる家系と個性的な経歴を持つ二人が織りなす漫才は、多くの観客を魅了してきました。

メンバー紹介：異なる道を歩み、再び漫才へ

宮川 さゆみ: 1978年3月25日生まれ、大阪府寝屋川市出身。本名は松下紗弓。162cm、A型。幼い頃から獣医師を志し、カナダへの留学を経て帰国。その後、ひかりとのコンビ結成に至り、芸能活動と並行して家族との時間を大切に過ごしています。

木村 ひかり: 1980年10月19日生まれ、大阪府摂津市出身。本名は相馬光（旧姓：木村）。154cm、AB型。有名な俳優、木村一八を異母兄に持ちます。女優を目指し芸能界入り、その後はエステティシャンとしての資格も取得し、多様な才能を開花させています。2009年には結婚、出産を経て、現在も家庭と芸能活動を両立させています。

芸能活動：休止と再開、そして多様な活動

1999年、なんばグランド花月で「ひかり&さゆみ」名義で期間限定出演。その後、アマチュアとして「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」で福笑い大賞を受賞し、吉本興業にスカウトされました。2007年にはひかりの芸能活動休止に伴い、コンビ活動も一時中断。しかし、2008年、横山やすしの13回忌を機に活動を再開、その後も地道に漫才活動を続けています。

活動休止中には、ひかりは自宅でエステサロン「さろん光」を開業。芸能活動と両立する形で営業し、完全に芸能界を引退したわけではありませんでした。一方のさゆみは、母や弟弟子と共に「宮川家の女達」というトリオで活動するなど、多様な舞台経験を積んできました。

その他の活動：テレビ、映画、そして家族

テレビ番組への出演も多く、宮川大助・花子との共演や、ひかりの夫の曾祖父のお宝鑑定で話題を呼んだ「開運！なんでも鑑定団」など、バラエティ豊かな番組に出演。また、「爆笑オンエアバトル」にも挑戦するなど、漫才以外の活動にも精力的に取り組んできました。「新婚さんいらっしゃい！」では、ひかりが夫婦で出演し、幸せな家庭生活の一端を垣間見せる場面もありました。映画「明日があるさ THE MOVIE」にも出演しています。

ひかりは、かつて父である横山やすしから競艇選手を勧められ、プロテストを受けるも視力の関係で断念したエピソードも。やすしの影響を受けながらも、独自の道を切り開いてきたと言えるでしょう。

まとめ：家族と芸能活動の両立

「さゆみ・ひかり」は、それぞれが個性を活かし、芸能活動と家庭生活の両立に成功していると言えるでしょう。伝統芸能の継承と、現代社会における女性の生き方の両面を体現する存在として、今後の活躍に期待がかかります。異なるバックグラウンドを持つ二人の漫才は、まさに個性の融合であり、独自のスタイルを確立しています。今後も二人の活躍から目が離せません。

もう一度検索