しののめの里

しののめの里：埼玉県富士見市の公営斎場・火葬場

しののめの里は、埼玉県富士見市に位置する、入間東部地区事務組合が運営する公営の斎場および火葬場です。富士見市、ふじみ野市、そして三芳町の2市1町からなる同組合は、地域住民に葬儀・火葬サービスを提供しています。

利用資格と運営

当初は入間東部地区衛生組合が運営していましたが、2018年4月1日、入間東部地区消防組合と統合し、現在の入間東部地区事務組合による運営体制となりました。斎場の利用は、組合に加入する2市1町の住民に限定されています。火葬場については、これらの住民を優先利用者としていますが、空き状況によっては、他の地域の住民も利用可能です。

指定管理者として、イージス・グループ有限責任事業組合と東京ワックス株式会社の共同企業体「いるま斎苑管理グループ」が、施設の運営管理を担っています。

施設概要と設備

しののめの里は、広々とした施設を備え、故人への弔いと、遺族の心のケアをサポートする設計となっています。主な設備は以下の通りです。

火葬施設: 6基の火葬炉と1基の小動物用火葬炉を完備。
式場: 様々な規模の葬儀に対応できるよう、3つの式場（80席、40席、120席）を用意。各式場には専用の入口、受付カウンター、集会室、控室があります。
待合室: 7室の待合室（各48席）と小動物用待合室を設け、故人とのお別れを静かに待つための快適な空間を提供しています。
その他: エントランスホール、告別室（2室）、炉前ホール、小動物用炉前ホール、収骨室（2室）、霊安室、待合ロビー、売店、ラウンジなど、多様なニーズに対応する設備が整っています。

アクセス

しののめの里へのアクセスは、公共交通機関と自家用車の両方で可能です。

公共交通機関: 東武東上線志木駅、みずほ台駅、鶴瀬駅、ふじみ野駅からタクシーを利用できます。また、志木駅東口から東武バス（志21）富士見高校行きに乗車し、「難波田城公園南口バス停」で下車、徒歩10分です。
自家用車: 国道254号富士見川越バイパス「しののめの里入口」交差点（下南畑交差点・新河岸川間）を、志木市方面からは左折、川越市方面からは右折。突き当たりを右折し、新河岸川沿いを進むと施設があります。

広い駐車場も完備しており、普通車276台、バス8台、車椅子利用者用6台、小動物遺族用1台分のスペースがあります。

料金

火葬料金は、年齢や対象者によって異なります。組合市町民とそれ以外の住民では料金が大きく異なります。小動物火葬にも対応しており、料金は50kg未満で、組合市町民は2万円、それ以外の住民は4万円です。

待合室、霊安室、斎場使用料なども、組合市町民とそれ以外の住民で料金が異なります。詳細な料金については、しののめの里の公式ウェブサイトをご確認ください。

休館日

しののめの里の休館日は、1月1日、1月2日、そして友引の日（火葬のみ）です。ただし、式場での通夜などは利用可能です。

歴史

しののめの里は2008年6月に供用を開始しました。以来、地域住民の大切な儀式を支える存在として、その役割を担っています。

まとめ

しののめの里は、充実した設備と丁寧なサービスで、地域住民に寄り添う斎場・火葬場です。利用を検討される際は、公式ウェブサイトで詳細な情報をご確認ください。

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