たかじん・ナオコのシャベタリーノ!

『たかじん・ナオコのシャベタリーノ!』は、1994年10月から1997年3月まで、毎日放送（MBS）制作、TBS系列局（一部地域を除く）で毎週日曜23時から30分間放送されたトーク番組です。

番組は、やしきたかじんと研ナオコの冠番組としてスタートしました。1995年10月には、番組タイトルとロゴをリニューアルしましたが、お二人は番組終了まで司会を務めました。

概要

番組は、やしきたかじんと研ナオコが、大阪市北区茶屋町にあった毎日放送本社スタジオにゲストを招き、トークを繰り広げるという内容でした。昭和レトロを意識したセットが組まれた時期もあり、ゲストによっては2週分をまとめて収録することもあったようです。

ゲストは、関東地方を拠点とする人物も多く出演しましたが、収録は東京近郊ではなく、必ず大阪で行われていました。これは、在阪局制作の全国ネット番組としては珍しい試みでした。

たかじんさんは、本番組以前にも、MBSで数多くの冠番組を持っていましたが、それらの番組ではハイテンションで番組を仕切っていました。しかし、『シャベタリーノ!』では、テンションを抑え、トークの進行を研ナオコさんに任せたり、聞き役に徹することも多かったようです。1995年1月15日放送分には、明石家さんまさんがスペシャルゲストとして出演しました。放送ライブラリーでは、1995年に放送された2時間スペシャル版の映像を閲覧できます。

スタッフ

構成：藤田智信
技術協力：大阪東通、アーチェリープロダクション、東通エーヴィセンター
美術：上中普雄（MBS）
タイトル：小谷唯史（MBS企画）
美術協力：つむら工芸、高津商会、藤貴園芸、MORE ほか
広報：山下芳恵（MBS）
TK：たかしままなみ
AD：岸本孝博（MBS）、浜崎宙（エックスワン）
ディレクター：佐藤昌弘（MBS）、長谷川豊・高橋章良・橘庸介（いずれもエックスワン）
プロデューサー：三村景一（MBS）、中山利郎（エックスワン）
制作協力：P.I.S、田辺エージェンシー
製作著作：毎日放送、エックスワン（現:レジスタエックスワン）

こぼれ話

新聞の番組表などでは、『たかじん・研ナオコのシャベタリーノ!』と表記されることが多かったようです。これは、番組タイトルをそのまま表記すると、2行目の先頭が拗音になるため、禁則処理を避けるための措置でした。1行の文字数に制限のないテレビ情報誌では、番組タイトル通りの表記が見られました。

1995年4月9日放送分は、統一地方選挙の開票特番が組まれたため、一部系列局では『世界ウルルン滞在記』が放送され、30分遅れての放送となりました。また、1995年10月22日放送分は、プロ野球日本シリーズ中継延長のため、大幅に遅れての放送となりました。

プロ野球中継の延長により、最大で23時30分からの放送となることもありました。

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