アニメ『ちちぶでぶちち』の概要
『ちちぶでぶちち』は、
西武鉄道が手掛けたオリジナル
アニメーション作品で、
トムス・エンタテインメントが制作を担当しています。この
アニメは
2017年11月16日に制作が発表され、監督は菅原静貴氏、脚本は
岸本卓氏が務めています。作品は
2018年3月30日より公式Webサイトおよび
西武鉄道の
YouTube公式チャンネルで配信され、さらに西武線アプリでも視聴可能です。
あらすじ
物語の主人公は
西武鉄道の社長令嬢、薫子です。彼女は自他共に認める美しい容姿と優れた能力を持ちながらも、勝ち気で夢見がちな一面を持つロマンチストです。年頃になった彼女は、見合いの話を持ちかけられますが、その気持ちは乗り気になれません。それは、幼少期に訪れた
秩父市で出会った少年との出来事が、彼女の心に深く刻まれているからです。
薫子は、小さな頃に訪れた
秩父神社や
長瀞渓谷、
三峯神社での思い出を心に抱いており、再びその少年に会いたいという思いが募ります。彼女の中で「秩父に行けば、あの彼に再会できるのではないか」という気持ちが浮かび上がり、その思いが行動へと繋がる大きな力となります。その結果、彼女は踏み出すことになります。
登場人物
声 -
黒沢ともよ
社長令嬢で、魅力的で自信に満ちた性格を持つが、ロマンチックな願望も持っているキャラクターです。
声 -
小野大輔
薫子の幼少期の友人で、彼女の憧れの存在です。物語の中で重要な役割を果たします。
声 -
小野友樹
秩父に関連する重要なキャラクターで、薫子との関係性が物語に影響を与えます。
声 -
興津和幸
サブキャラクターで、物語を彩る重要な要素を持っています。
声 - 置鮎龍太郎
薫子の冒険に関連するキャラクターです。
声 -
麦人
物語の中で薫子の家族として描かれています。
声 - 不明
作品のスタッフとして登場し、物語の進行に貢献します。
スタッフ情報
- - 監督・絵コンテ・演出: 菅原静貴
- - 脚本: 岸本卓
- - キャラクターデザイン・作画監督: 岩佐裕子
- - 音楽: 立山秋航
- - 音楽制作: トムスミュージック
- - 美術監督: 谷岡善工
- - 撮影監督: 金光俊
- - 音響監督: 高寺たけし
- - アニメーション制作: トムス・エンタテインメント
- - 企画・製作: 西武鉄道
受賞歴
本作品は2019年に開催された第3回アニものづくりアワードにおいて、インターナショナル部門で銀賞を受賞しています。これは、作品のクオリティや制作に対する評価を表しています。
『ちちぶでぶちち』は、
恋愛と冒険が織りなす感動的なストーリーを展開し、観客に忘れがたい体験を提供します。特に蘇る記憶や再会をテーマにした物語は、多くの人々の心に響くことでしょう。