ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた
『ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた』は、中乃空による日本の
漫画作品です。元々は成人向け同人誌として発表され、後に商業化。現在は『WEB
コミックガンマぷらす』にて連載されています。
2025年4月からは、テレビアニメがTOKYO MXほかで放送開始。メディアミックス展開も行われています。
あらすじ
物語は、異世界のダークエルフであるマリアベルが、魔王を討伐した勇者ヒナタを追いかけて現代にやってくるところから始まります。
ヒナタを守るため、マリアベルは彼と同じ学校に通い始めます。ヒナタに近づく女性たちに対し、彼女は独占欲をむき出しにする姿が描かれます。
登場人物
春原日向(はるはら ひなた)
声 -
河村梨恵
魔王を討伐した勇者。過去のトラウマから、他人を守ることを第一に考える。マリアベルとは相思相愛だが、ダークエルフとの寿命の違いを考慮し、当初は関係を深めることを避けていた。しかし、マリアベルへの想いを再確認し、告白を決意する。
マリアベル
声 -
髙橋ミナミ
ダークエルフ。ヒナタを愛するあまり、異世界から彼を追いかけてきた。元いた世界では人間に迫害されていたが、ヒナタに救われたことで彼に惹かれる。ヒナタへの愛情は非常に重く、彼に近づく女性には激しい独占欲を見せる。しかし、ヒナタからの告白を受け入れた後は、心の余裕が生まれ、独占欲も幾分和らいでいる。
持田咲良(もちだ さくら)
声 - 丸山京夏
日向のクラスメートで、彼に好意を抱いている。マリアベルが日向の学校に転校してくるきっかけとなる。マリアベルに惹かれ、彼女と積極的に交流する。マリアベルにとって、ヒナタの世界での最初の友人となる。
セシル
声 -
高橋雛子
メイ
声 - 真野あゆみ
書誌情報
中乃空による同人
漫画として、複数の巻が発行されています。
竹書房〈バンブーコミックス〉より、商業版が刊行されています。
中乃空『ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた』
竹書房 〈バンブーコミックス〉、既刊4巻(2025年3月6日現在)
2022年11月7日発売、
ISBN 978-4-8019-7888-1
2023年7月6日発売、
ISBN 978-4-8019-8085-3
2024年9月6日発売、
ISBN 978-4-8019-8446-2
2025年3月6日発売、
ISBN 978-4-8019-8579-7
テレビアニメ
2025年4月よりTOKYO MXほかにて放送中です。
映像・音声の規制度合いにより、「オンエア版」「デレギュラ版」「完全デレギュラ版」の3つのバージョンが存在します。
スタッフ
原作: 中乃空
監督: 所俊克
シリーズ構成: 高林ユーキ
キャラクターデザイン: たむらかずひこ
アニメーション制作: Elias
製作: ウェイブ
主題歌
オープニングテーマ: 「オモイアイ」
作詞・作曲: みーや、編曲: よしの★
エンディングテーマ: 「砂時計」
* 作詞・作曲: Kecori、編曲: 小椋健司
ミニアニメ
『「ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた」ミニアニメ劇場』が配信予定です。