てだこ浦西駅

てだこ浦西駅について

てだこ浦西駅は、沖縄県浦添市前田三丁目にある沖縄都市モノレール（ゆいレール）の駅です。ゆいレールの終点であり、駅番号は19です。この駅は、2019年の延伸開業時に設置され、沖縄県内で最も東に位置する駅となります。

駅名の由来

駅名は、2019年の延伸区間の他の3駅と共に公募で決定しました。「てだこ」とは、沖縄の方言で「太陽の子」という意味を持ち、琉球王国の英祖王の神号「英祖日子（えそのてだこ）」に由来しています。駅名決定前には「浦西駅」という仮称が用いられていました。

歴史

2012年1月26日：浦西駅（仮称）を含む延伸区間の軌道事業特許が認可。
2013年11月2日：延伸区間の起工式を実施。
2014年12月26日：駅名が「てだこ浦西駅」に決定。
2019年10月1日：首里駅 - 当駅間延伸開業に伴い開業。
2020年3月10日：ICカード「Suica」の利用が可能に。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する高架駅です。ゆいレールの駅の中で唯一、改札口が地平部にあります。駅には、エスカレーターとエレベーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。

利用状況

2022年度の1日平均乗車人員は1,587人です。開業後の1日平均乗降人員および乗車人員は以下の通りです。

年度	1日平均乗降人員	1日平均乗車人員

--	--	----

2019年度	2,507人	1,244人

2020年度	2,633人	1,313人

2021年度	2,961人	1,485人
2022年度	3,162人	1,587人

駅周辺

駅前には、1,000台規模の駐車場が整備されており、パークアンドライドが可能です。浦添市と西原町の境界に近いため、両市町からの利用が見込まれています。

バス路線

開業当初は駅前広場のバス乗り場が整備中でしたが、2020年以降、路線バスが乗り入れています。乗り入れない路線については、周辺のバス停を利用する必要があります。駅から徒歩5分の場所には、高速バスの幸地バス停があります。

てだこ浦西駅バス乗り場

256番：浦添てだこ線（琉球バス交通）
233番：西原てだこ線（那覇バス）
294番：てだこ琉大快速線（那覇バス）※平日のみ
297番：沖国琉大快速線（那覇バス）※平日のみ

幸地（沖縄自動車道上）バス停

25番：那覇普天間線（那覇バス）
56番：浦添線（琉球バス交通）
97番：琉大（首里）線（那覇バス）
125番：普天間空港線（那覇バス）
256番：浦添てだこ線（琉球バス交通）
333番：那覇西原（末吉）線（那覇バス）

徳佐田入口バス停

97番：琉大（首里）線（那覇バス）
233番：西原てだこ線（那覇バス）
294番：てだこ琉大快速線（那覇バス）※平日のみ
333番：那覇西原（末吉）線（那覇バス）

前田入口バス停

25番：那覇普天間線（那覇バス）
56番：浦添線（琉球バス交通）
125番：普天間空港線（那覇バス）

その他

発車メロディと駅到着時の車内チャイムには、沖縄音楽「ヒヤミカチ節」を編曲したものが採用されています。この曲は、戦後の沖縄復興を後押しした楽曲であり、駅周辺の開発による町の発展や躍動への願いが込められています。
平仮名表記の「てだこ」は、公式には中国語（簡体字・繁体字）での表記は行われず、旅客案内ではアルファベット表記混じりの「Tedako浦西」（簡体字・繁体字とも）と表記されます。

隣の駅

沖縄都市モノレール

■沖縄都市モノレール線（ゆいレール）

浦添前田駅 (18) - てだこ浦西駅 (19)

外部リンク

19 てだこ浦西駅 | ゆいレール - 沖縄都市モノレール
【特集】モノレールのある暮らし（30.01） - 浦添市
* てだこの新しい道～沖縄都市モノレール延長（ご案内）～ - 浦添市

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