首里駅

首里駅

首里駅（しゅりえき）は、沖縄県那覇市首里汀良町に位置する沖縄都市モノレール線（ゆいレール）の駅です。駅番号は15で、那覇空港駅から続く路線の主要な駅の一つです。

歴史

駅の計画段階では「汀良駅（てらえき）」という仮称で呼ばれていました。

年表

2003年（平成15年）8月10日：那覇空港駅との区間が開業し、同時に首里駅も開業しました。当初は路線の終点駅でした。
2014年（平成26年）10月20日：ICカード「OKICA」が利用可能になりました。
2019年（令和元年）10月1日：てだこ浦西駅まで延伸開業し、中間駅となりました。
2020年（令和2年）3月10日：ICカード「Suica」が利用可能になりました。

駅構造

首里駅は、2面2線の相対式ホームを持つ高架駅です。開業当初から2019年8月までは、1番線は使用されておらず、2番線のみを使用して那覇空港駅方面へ折り返す運行形態でした。2019年9月には1番線が降車専用として運用を開始しました。てだこ浦西駅延伸開業後は、平日朝ラッシュ時に当駅で折り返す列車が設定され、2番線に直接入線して折り返しています。

のりば

駅設備

駅には以下の設備があります。

売店：改札外にはコーヒーショップ「35 COFFEE SHOP」があります。
コインロッカー：改札内に設置されています。
ATM：改札内にあります。
外貨両替機：改札内に設置されています。
公衆電話：改札内にあります。
自動販売機（飲料）
トイレ：改札内に設置されています。
駐輪場：駅の北側にあります。

利用状況

2022年度の1日平均乗車人員は2,106人です。

開業後の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は以下の通りです。

（具体的な数値は省略）

駅周辺

駅周辺には学習塾や進学塾が多く集まっています。

バス路線

首里駅前バス停（徒歩1分）

1番・首里牧志線（那覇バス）
7番・首里城下町（久茂地）線（那覇バス）
8番・首里城下町線（那覇バス）
14番・牧志開南循環線（那覇バス）
16番・新川石嶺線（那覇バス）
18番・首里駅線（沖縄バス）：南側バス停のみ停車
19番・首里駅循環線（那覇バス）：北側バス停のみ停車（片方向運転）
94番・首里駅琉大快速線（那覇バス）
346番・那覇西原（鳥堀）線（那覇バス）
イオン南風原ショッピングセンター行きシャトルバス：南側バス停のみ停車

鳥堀バス停（徒歩5分）

16番・新川首里駅線（那覇バス）
18番・首里駅線（沖縄バス）：片側バス停（那覇バスターミナル行き）のみ停車
191番・城間（一日橋）線（東陽バス）
391番・城間（サンエーパルコシティ）線（東陽バス）

鳥堀一丁目バス停（徒歩5分）

1番・首里牧志線（那覇バス）
7番・首里城下町（久茂地）線（那覇バス）
8番・首里城下町線（那覇バス）
14番・牧志開南循環線（那覇バス）
17番・石嶺（開南）線（那覇バス）
346番・那覇西原（鳥堀）線（那覇バス）

その他

2005年1月には、当駅からコミュニティバス（石嶺・首里城みぐい線）への乗り継ぎで運賃が割引になる実証実験が行われました。その後、割引制度はゆいレールの一日・二日乗車券を提示すると路線バスの運賃が割引になる制度に変更されましたが、沖縄バスでの運行終了と共に廃止されました。

その他

発車メロディ（当駅始発列車のみ）と駅到着時の車内チャイムには、沖縄の童謡「赤田首里殿内（あかたすんどぅんち）」を編曲したものが使用されています。発車メロディは、かつて短縮版でしたが、2019年の浦添延伸開業時に刷新されました。

駅構内での沖縄方言による案内放送では、「すい」と発音されるのが特徴です。

映画

首里駅は、映画『風が通り抜ける道』のロケ地の一つとしても知られています。この映画は、沖縄県が後援し、カンヌ国際映画祭や沖縄国際映画祭で上映されました。

隣の駅

沖縄都市モノレール

■沖縄都市モノレール線（ゆいレール）

儀保駅 (14) - 首里駅 (15) - 石嶺駅 (16)

脚注

（出典情報は省略）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

15 首里駅 | ゆいレール - 沖縄都市モノレール

もう一度検索