とぴあ浜松農業協同組合

とぴあ浜松農業協同組合（JAとぴあ浜松）

とぴあ浜松農業協同組合は、静岡県浜松市中央区に本店を構える総合農協です。浜松市中央区、浜名区（三ヶ日町域を除く）、湖西市を管轄地域とし、地域農業の振興と地域住民の生活を支援する多岐にわたる事業を展開しています。

事業内容

JAとぴあ浜松は、以下の事業を通じて地域社会に貢献しています。

指導事業: 営農指導や生活指導を通じて、組合員の知識や技術の向上を支援しています。
購買事業: 農薬、肥料などの農業資材やLPガスを供給し、組合員の生産活動を支えています。
販売事業: 農畜産物を市場などへ販売し、組合員の所得向上に貢献しています。
信用事業（JAバンク）: 貯金、融資などの金融サービスを提供しています。
共済事業（JA共済）: 組合員の生活におけるリスクに備えるための保険サービスを提供しています。
資産管理事業: 不動産事業を通じて、組合員の資産管理をサポートしています。
高齢者福祉事業: 訪問介護やデイサービスを提供し、高齢者の福祉を支援しています。
旅行事業: 旅行サービスの提供を通じて、組合員の生活を豊かにしています。
葬祭事業: 葬祭サービスを提供し、組合員のライフエンディングをサポートしています。
広報活動: JAの活動や地域の情報を発信しています。

また、関連会社である（株）とぴあサービスを通じて、サービスステーション（ガソリンスタンド）、オートパル（自動車販売・修理・点検）、Aコープ（スーパーマーケット）などの事業も展開しています。

地域の主な産物

JAとぴあ浜松の管轄地域では、様々な農産物が生産されています。

果物: 温州ミカン（とぴあみかん）、柿、梨、梅、ピオーネ、イチゴ、メロン
花き: キク、ガーベラ、コデマリ、スイートピー、ハナハマサジ（スターチス）、ユリ。同JAから出荷される花きは「浜名湖の花」というブランドで販売されています。
野菜: ネギ（白ネギ・葉ネギ）、セルリー、チンゲンサイ、ミツバ、バレイショ、カンショ、タマネギ、エシャレット、トマト、パセリ、トウモロコシ
畜産: 豚枝肉、牛枝肉

沿革

JAとぴあ浜松は、1995年4月に浜松市とその周辺地域の14のJAが合併して発足しました。その後、事業の拡大や再編を経て、現在の形に至っています。

1995年：14JAが合併し、とぴあ浜松農業協同組合が発足
1997年：（株）とぴあサービスの営業開始
2000年：営農センター発足、高齢者福祉事業を開始
2003年：デイサービスセンター槙の里オープン、不動産センター開設、JAとぴあ やすらぎホール浜北設置
2004年：浜名湖花博にJAとぴあ浜松館「はなとぴあ」を出展
2005年：経営管理委員会制度導入
2007年：小規模店舗閉鎖、JAとぴあ やすらぎホール志都呂設置
2020年：三方原開拓農業協同組合の信用事業を譲受

主な施設

JAとぴあ浜松は、以下の施設を運営しています。

浜北営農緑花木センター
ファーマーズマーケット（東店、浜北店、三方原店、白脇店）
農機センター
ローンセンター
不動産センター（向宿店、曳馬店、有玉店、志都呂店、湖西店）
デイサービスセンター槙の里
旅行センター
斎場施設（JAとぴあ やすらぎホール浜北、JAとぴあ やすらぎホール志都呂）

参考文献

JAとぴあ浜松 『合併10周年記念誌　想・創・奏』 2005年。

関連項目

農業協同組合
日本の農業協同組合一覧

外部リンク

JAとぴあ浜松
* JAネットバンク

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