とぶっち

とぶっちの概要

とぶっちは、東武鉄道が2001年から2008年まで運営していた会員制情報サービス「102@Club」のマスコットキャラクターです。このキャラクターは、モモンガをベースにデザインされ、特徴的な外見と愛らしい性格で多くのファンに親しまれています。

由来とデザイン

とぶっちの名前は一般からの公募によって決定されました。名前の由来は、同サービスの「とぶとぶメール」や「とぶとぶポイント」からの「とぶ」と、様々な選択肢から選んでほしいという意味の「っち」を組み合わせたものです。これにより、キャラクターの持つ飛ぶという動作と選択の楽しさが表現されています。

外見は、胴体が薄い茶色で、羽根と尾はそれよりも濃い茶色をしており、腹部は白く、鼻と頬はピンク色をしています。このカラーリングは、可愛らしさと親しみやすさを感じさせる工夫がなされています。

イベントでの活躍

2006年以降、とぶっちの着ぐるみは「東武ファンフェスタ」などの東武鉄道関連イベントに登場し、多くの来場者にその可愛らしい姿を披露しました。このように、とぶっちは東武鉄道のシンボル的存在となり、多くの人々から愛されてきました。

キャラクターグッズ

とぶっちをテーマにした様々なキャラクターグッズも展開されています。例えば、とぶとぶポイントと交換可能なマウスパッド、フェイスタオル、折り畳み傘、携帯ストラップなどがあります。また、SFとーぶカードは、最初はポイント交換限定でしたが、2005年からは一般販売も開始され、多くのファンに親しまれています。

鉄道むすめとの関連

さらに、とぶっちは「鉄道むすめ」シリーズにも登場しています。2006年に発売されたフィギュア「鉄道むすめ」vol.3では、栗橋みなみのシークレットバージョンとして、彼女がとぶっちを抱える姿がフィギュア化されました。また、そのフィギュアに関連したSFとーぶカードも同年11月に発売されています。また、2007年にはフロンティアワークスから発表された「鉄道むすめ ドラマCD」で、とぶっちが「スペーシア」を紹介し、声優の竹内順子がその役を担当しました。特に「鉄道むすめ」でのとぶっちは、語尾に「～っち」をつけて話す特徴があり、ファンにとって印象深い存在となっています。

関連キャラクター

また、姫宮ななは、東武鉄道のカスタマーセンターのイメージキャラクターとして知られており、とぶっちと並ぶ存在として、鉄道会社の顔となっています。これらのキャラクターたちは、鉄道ファンや一般の人々に親近感を与える存在となっており、地域の活性化にも寄与しています。

このように、とぶっちはかわいらしいデザインと多様な展開で、東武鉄道の豊かな文化の一部として位置づけられています。

もう一度検索