どぉーだ!Presents タカトシ牧場

『どぉーだ!Presents タカトシ牧場』

『どぉーだ!Presents タカトシ牧場』は、2009年4月から2017年3月まで北海道文化放送で放送されたバラエティ番組です。この番組は、タカアンドトシというお笑いコンビがメインを務め、時にはゲストとして他の有名芸人も出演し、北海道の恵庭市にあるむらかみ牧場での活動を描いていました。

番組の開始と展開

本番組は、以前の『タカアンドトシのどぉーだ!』の後継としてスタートしました。『タカアンドトシのどぉーだ!』が終了した2009年3月28日から約1か月後の4月26日には、新たに『どぉーだ!Presents タカトシ牧場』として放送を開始し、全く新しい内容となりました。
この新番組は、事前収録されたもので、タカアンドトシが中心となり、様々な企画に挑戦する形を取ります。主な企画には農作業やガーデニング、企業の商品開発などがあり、実際の農業をシミュレートすることが多かったです。

また、吉本興業に所属する芸人たちも週替わりで登場し、その中には博多華丸・大吉やペナルティ、ハリセンボン、トータルテンボスといった人気コンビが名を連ねました。

牧場の日常と社訓

番組内でタカトシ牧場では、乳製品の生産や野菜、花の栽培などが行われました。牧場では「社訓」と称し、ユニークな口調で作業に関するルールが紹介されました。例えば、「乳をしぼれ 知恵もしぼれ」や「芸を磨くなら鍬を磨け」といったフレーズが印象的でした。また、出演者たちはオリジナルのツナギを着用し、視聴者に個性的で楽しい印象を与えていました。

人気企画

番組の中でも特に人気だった企画は、フットサルチームの結成や婚活部の活動、さらには春や秋ごとに行われる収穫感謝祭イベントがありました。収穫感謝祭では、畑で収穫した野菜を使った料理が振る舞われ、地域住民との交流も深められる重要なセグメントでした。また、鬼ごっこや巨大おもちゃ制作といった企画もあり、常に新しいアイデアが提供されました。

番組の変遷と終了

2011年には放送時間を変更し、『タカトシ牧場＋（プラス）』としてリニューアル。2012年には「どぉーだ!Presents」という冠名が外れ、単に『タカトシ牧場』と呼ばれるようになりました。
最終的には2017年3月25日に放送が終了し、その後は新たに「発見!タカトシランド」という番組が始まります。

キャラクターと地域貢献

番組には、メインキャラクターの「カナウシ」というホルスタインの乳牛が登場し、視聴者に親しみを持たれました。このキャラクターはさまざまなデザインにも用いられ、商品のパッケージにも使われました。また、地域名物の商品開発にも取り組み、実際に北海道の企業と連携し、番組オリジナルのスイーツなどを商品化されることもありました。

本番組は、タカアンドトシの軽快なトークとともに北海道の魅力を発信し、視聴者に愛されるコンテンツとなりました。そのユニークな視点と地元企業とのコラボレーションを通じて、地域文化をより活性化させる役割を果たしました。

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