なかじまゆか

なかじまゆか：多彩な才能で魅せるイラストレーター、漫画家

なかじまゆか氏は、同人サークル「Digital Lover」を主宰する、日本の漫画家、イラストレーターです。魚座のA型。

同人活動から商業デビューへ

1994年7月に同人サークル「Digital Lover」を設立し、同人誌即売会『コミックマーケット』(コミケ)で同人作家としての活動を開始しました。当初は女性向けのアニメパロディやボーイズラブ(BL)漫画を制作していましたが、1年間の活動休止を経て、1996年5月より男性向けのエロ漫画へと作風を転換しました。

コミケでは、2001年12月開催のコミックマーケット61で初めてシャッター前にスペースが配置されて以降、人気サークルとしての地位を確立。2003年8月開催のC64から2019年12月開催のC97まで、連続34回、合計35回シャッター前スペースに配置されるという記録を打ち立てています。また、2014年12月開催のC87では、コミケットカタログの表紙イラストを担当するなど、コミケを代表するクリエイターの一人として知られています。

2014年8月開催のコミックマーケット86では、サークル「Digital Lover」の20周年を記念した書籍を発行。2015年12月開催のコミックマーケット89では、シリーズ100冊目となる「D.L.action100」を発行。2016年8月開催のコミックマーケット90では、折り綴じ本のシリーズ100冊目となる「RoughSketch100」を発行。2019年8月開催のコミックマーケット96では、Digital Lover25周年記念本を発行するなど、精力的な活動を続けています。

同人活動と並行して、同サークルで同人ソフトを制作するにあたり、友人の紹介で知り合ったライトノベル作家・ゲームシナリオライターの松智洋氏と意気投合。2009年12月、集英社スーパーダッシュ文庫から刊行開始された松智洋氏のライトノベル『パパのいうことを聞きなさい!』のイラスト担当として商業デビューを果たしました。

小説挿絵、アニメ、ゲームなど多岐にわたる活躍

2014年10月には、『パパのいうことを聞きなさい!』に加え、富士見書房富士見ファンタジア文庫から刊行される『甘城ブリリアントパーク』・『甘城ブリリアントパーク メープルサモナー』の計3作品のイラストを担当するなど、その活躍の幅を広げています。

アニメ関連の仕事も数多く手掛けており、エンドカードイラストやパッケージイラスト、劇中イラストなど、様々な形で作品に貢献しています。

主な作品

小説挿絵
パパのいうことを聞きなさい!（著：松智洋 / スーパーダッシュ文庫）
パパのいうことを聞きなさい! after1（著：松智洋 / スーパーダッシュ文庫）
甘城ブリリアントパーク（著：賀東招二 / 富士見ファンタジア文庫）
甘城ブリリアントパーク メープルサモナー（著：八奈川景晶 / 富士見ファンタジア文庫）
アニメ
C3 -シーキューブ-（第6話エンドカードイラスト）
僕は友達が少ない（第7話エンドカードイラスト）
パパのいうことを聞きなさい!（第12話エンドカードイラスト、Blu-ray版パッケージイラスト）
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。（第8話エンディングイラスト）
失われた未来を求めて（第12話後提供イラスト）
銃皇無尽のファフニール（第9話後提供イラスト）
冴えない彼女の育てかた（7話作中サークルカット、8話作中同人誌原稿）
えとたま（第4話Aパート後アイキャッチイラスト）
アンジュ・ヴィエルジュ（第11話エンドカードイラスト）
ロクでなし魔術講師と禁忌教典（第7話エンドカードイラスト）
冴えない彼女の育てかた♭（0話出海色紙、2話ゲーム画面、6話ゲームポスター、7話コピー誌表紙）
ゲーマーズ!（第11話エンドカードイラスト）
劇場版冴えない彼女の育てかた Fine(作中イラスト)
＜Infinite Dendrogram＞-インフィニット・デンドログラム-（第1話エンドカードイラスト）
その他イラスト
コミックマーケット87カタログ表紙イラスト
絵師100人展
トレーディングカードゲーム『アンジュ・ヴィエルジュ』カードイラスト
ゲーム「パパのいうことを聞きなさい!」限定版パッケージイラスト
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝カードイラスト「吉良てまり」

卓越した画力と多彩な表現力

なかじまゆか氏の作品は、卓越した画力と、可愛らしさ、美しさ、エロティシズムを巧みに表現する多彩な表現力が魅力です。その作品は、多くのファンを魅了し続けています。

公式サイト

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