なすなかにし

なすなかにし

なすなかにしは、声優としても活動する日本のお笑いコンビで、那須晃行さんと中西茂樹さんの二人で構成されています。彼らは互いにいとこという関係であり、芸能界でも注目を集めています。略称として「なすなか」と親しまれ、一時期コンビ名を「いまぶーむ」として活動していた時期もありますが、最終的に「なすなかにし」として知られています。彼らは松竹芸能に所属しており、正統派のしゃべくり漫才を展開し、その実力は高く評価されています。

メンバー

那須 晃行

那須晃行（なす あきゆき）は1980年12月14日生まれで、ツッコミ担当です。生まれは京都ですが、大阪府枚方市で育ちました。ガラガラ声が特徴で、身長170cm、体重68kgの体格を持っています。彼の趣味はボウリングやミニチュアガラス細工の収集であり、特に汗っかきで冷却ジェルシートを使うことが多いです。また、カラオケにも秀でており、歌を披露した際にはその美声で多くの人を魅了しています。2022年には結婚を発表し、相手はタレントの濱田准です。

そんな彼ですが、2023年には脳梗塞を発症し、カテーテル手術を受けました。それに伴い、しばらくは中西との活動を休止し、リハビリに専念することになります。しかし、健康を回復し、2024年には活動を再開しました。

中西 茂樹

中西茂樹（なかにし しげき）は1977年9月24日生まれで、ボケ担当です。彼も大阪府枚方市出身で、身長172cm、体重86kg、特色としては独特のダミ声が挙げられます。彼の趣味はゲームで、新作ゲームを毎週チェックするほどの熱心ぶりです。過去には同級生とのコンビを組んでいましたが、その相方が面白くなかったため解散し、今は那須との活動に専念しています。

中西は特にアニメに詳しく、アニメソングに至ってはイントロクイズで負けたことがないという実績があります。また、仏像のイラストを描く趣味があり、精神が乱れたときに描くことが多いと語っています。彼には介護福祉士の資格もあり、非常に多才な一面を持っています。

コンビの歴史

なすなかにしは2001年に結成され、最初は吉本興業のオーディションに参加しましたが、不合格となり、松竹芸能の養成所に入所。その後、劇場でのパフォーマンスを重ねていく中で彼らの人気が高まります。一般的な漫才スタイルに基づく正統派のネタで関西の客を惹きつけ、東京にも進出しました。特に2008年の東京進出以降、多くのテレビ番組への出演を果たすようになりました。

彼らはコンビ名の変更がもたらした波紋を体験しましたが、松竹芸能への帰属を果たし、今や多くのファンに支持されています。

社内での人間関係

那須と中西は親族同士であり、家族ぐるみでの付き合いがあり、正月には親族と一緒にビンゴ大会を開催するなど、非常に仲が良い関係です。コンビとしての彼らのシナジーもこのような関係から生まれており、ネタは家族とのエピソードが豊富です。

受賞歴

なすなかにしは、数々の賞レースで奨励賞を受賞しており、上方漫才大賞の優秀新人賞を受賞したこともあります。彼らの活動は終始一貫しており、特にM-1グランプリやTHE MANZAIといった大会でも存在感を示してきました。

現在の活動

現在は、テレビ番組『ラヴィット!』や自らのYouTubeチャンネル『なすなかチャンネル』を中心に活動をしています。彼らの独特な漫才スタイルと個性的なキャラクターは、多くの観 audience の心を掴み続けており、今後のさらなる活躍が期待されています。

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