ねぇねぇ姉

ゲーム概要

『ねぇねぇ姉』（ねぇねぇねえ）は、アトリエかぐや BARE＆BUNNYから2021年8月27日にリリースされたアダルトゲームです。本作は、主に主人公と3人の年上女性との関係を中心に展開され、そのタイトルもそのコンセプトに由来しています。

あらすじ

物語の主人公である楠国高司は、同年代の友人たちと比べると背が低く、顔立ちも幼いため、少々コンプレックスを抱えています。しかし、彼には従姉の高鷲佳伽、かかりつけの歯科医である雨宮伊鞠、マッサージ店で働く長岡璃燈という3人の年上ヒロインが存在し、彼女たちは高司を可愛がってくれています。

ある日、伊鞠と璃燈が高司の貞操を狙っていることを聞いた佳伽は、彼女たちの争奪戦に巻き込まれてしまいます。この3人の女性と高司との甘くも刺激的な関係が描かれていきます。

登場人物

本作には多彩なキャラクターが登場します。まずは、主人公・楠国高司の従姉であり、彼に対して必要以上に世話を焼く高鷲佳伽です。佳伽は外資系企業の広報担当として働いており、目に見える場面も多いキャラクターです。

続いて登場するのは、雨宮伊鞠です。彼女は、雨宮歯科医院の院長であり、高司の歯のメンテナンスを担当しています。自身の好みに合う高司を独占したいという思いを抱えつつも、他のスタッフには彼を任せたくないと考えています。

最後に、長岡璃燈についてです。彼女は高司が通うリラクゼーションサロンのセラピストで、積極的で明るい性格を持っています。施術の際には、高司に接してセクハラとも受け取れる行動をとりつつも、彼を手に入れたいという願望も抱いています。

ゲームシステム

『ねぇねぇ姉』では、マップ移動の形式でプレイが進行し、それぞれのヒロインと交流を重ねて好感度を上げる仕組みがあります。特定の場所には複数のヒロインが同時に存在できますが、会話できるのはそのうちの一人のみです。また、各ヒロインに設定された「恋愛P」「淫乱P」「ハーレムP」といったステータスも特徴的です。

制作と評価

本作は、右表に示されるように、制作スタッフには原画担当のchoco chipをはじめ、シナリオを手がけた近江達裕氏や七央結日氏などが名を連ねています。リリース後、本作は「美少女ゲーム大賞2021」において、エロ部門で2位に輝きました。この受賞の際、アトリエかぐやのディレクターである阿倍守春秋は、設定やシーンが控えめだったにもかかわらず成果を得られたことに感謝の意を示しています。この受賞はユーザーに支えられた結果でもあり、身の引き締まる思いがあったのだと語っています。

また、2022年の「BugBugアワード座談会」では、インターネットラジオ番組のディレクターによって、本作が年上ヒロインブームを生み出した作品のひとつとして称賛されています。

まとめ

『ねぇねぇ姉』は、年上女性からの甘時的なアプローチを楽しむことができる独自の魅力を持ったゲームです。グラフィックにも定評があり、プレイヤーは三者三様の魅力を持つ女性たちと心温まる物語を体験することができます。幼さの残る主人公と年上ヒロインたちとの交流が織りなすドラマは、多くのプレイヤーに感動と興奮を提供することでしょう。

もう一度検索