ひとりぽっちで踊らせて

「ひとりぽっちで踊らせて」は、1979年8月に研ナオコによってリリースされた22枚目のシングルです。作詞・作曲はシンガーソングライターの中島みゆきが担当しました。

この楽曲は、研ナオコの代表曲の一つとして知られており、1979年の「第30回NHK紅白歌合戦」でも歌唱されました。この時、研ナオコは2年連続3回目の出場を果たし、ジャズピアニストの世良譲のピアノ伴奏で同曲を披露しました。しかし、本番では歌い出しを間違えてしまうというハプニングが発生。世良譲に促され、歌い直すという一幕もありました。

楽曲提供者である中島みゆき自身も、1985年に発表したアルバム『御色なおし』で「ひとりぽっちで踊らせて」をセルフカバーしています。オリジナルとは異なるアレンジで、中島みゆきの世界観がより深く表現されたバージョンとなっています。

収録曲

ひとりぽっちで踊らせて
作詞・作曲：中島みゆき
編曲：石川鷹彦
海鳴り
作詞・作曲：中島みゆき
編曲：戸塚修
中島みゆきのアルバム『愛していると云ってくれ』収録曲のカバー。

カバー

中島みゆき（1985年、アルバム『御色なおし』収録／セルフカバー）
西田あい（2015年、カバーアルバム『あいの唄〜Love Songs〜』収録）

「ひとりぽっちで踊らせて」は、物悲しいメロディーと歌詞が印象的な楽曲で、研ナオコの情感豊かな歌声と相まって、多くの人々の心を捉えました。また、中島みゆきによるセルフカバーや、他のアーティストによるカバーも存在し、長年に渡って愛され続けている楽曲です。

この曲がリリースされた1979年は、日本の音楽シーンにおいて、ニューミュージックや歌謡曲が隆盛を極めた時代でした。研ナオコは、その独特な歌唱力と表現力で、幅広いジャンルの楽曲を歌いこなし、多くのファンを魅了しました。「ひとりぽっちで踊らせて」は、そんな彼女の代表作の一つとして、今もなお多くの人々に聴き継がれています。

関連項目

1979年の音楽

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