ぶらぶら美術・博物館

ぶらぶら美術・博物館

『ぶらぶら美術・博物館』は、2010年4月から2023年9月までBS日テレで放送されていた教養バラエティ番組で、親しみやすい形で美術を楽しむことをコンセプトにしています。通称「ぶら美」として多くのファンに愛され、視聴者が美術館や博物館の魅力を気軽に体験できる内容を提供しています。

放送内容の概要

この番組は、主に美術館を訪れて、企画展や常設展を鑑賞する様子を捉えています。特に特徴的なのは、美術の専門家でない出演者であるおぎやはぎと高橋マリ子が、ゲストの専門家と共に展示物について解説を行う点です。これにより、視聴者は美術の深い知識がなくても楽しめる工夫がされています。

番組は、2022年10月から動画配信サービス「TVer」でも見逃し配信が行われるようになり、より多くの人々にアクセスしやすくなりました。これにより、リアルタイムでの視聴が難しい方でも、好きな時に番組を楽しむことができます。

放送スケジュール

『ぶらぶら美術・博物館』は、放送時間が季節と共に変更されることがありました。プロ野球シーズン中は、巨人戦中継の関係で長期間の放送休止が発生することもあり、そのために放送スケジュールが変更されることがありました。具体的には、火曜日の20時台や金曜日の放送が、様々な時間帯に変更されていました。

出演者

この番組では、山田五郎を中心に、おぎやはぎの小木博明と矢作兼、高橋マリ子が主な出演者として活躍しました。また、専門的な知識を持つゲストも招かれ、さまざまな美術や博物館のテーマについて深堀した解説を行います。ナレーターは奥田民義が担当し、番組を一層引き立てています。

過去には、相沢紗世が長期にわたり出演していましたが、2014年以降は高橋マリ子が新たに参加し、その分野における専門性を展開しています。

音楽とスタッフ

番組のオープニングにはコダーイ・ゾルターン作曲の『ハーリ・ヤーノシュ』第2楽章が使われ、エンディングにはタニア・マリアの『Madalena』が流れます。これにより、視聴者に親しみやすい印象を与えています。

スタッフの方々も多岐にわたり、ディレクターやプロデューサーが協力し合い、魅力的な放送を実現しています。また、放送文化にも影響を与え、いくつかの賞を受賞しています。

最後に

『ぶらぶら美術・博物館』は、視聴者に美術をより身近に感じてもらうための素晴らしい番組であり、知識を深めるだけでなく、楽しむこともできる貴重な内容です。この番組を通じて、多くの人々が美術館や博物館に足を運ぶきっかけとなり、文化に対する感心が高まったのではないでしょうか。その楽しさは、参加するすべての人々を魅了し続けています。

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