ほっかいどう百年物語

ほっかいどう百年物語

「ほっかいどう百年物語」は、STVラジオで放送されていたラジオ番組です。北海道の歴史に名を刻んだ偉人たちの生涯を、ラジオドラマという形で紹介し、多くのリスナーを魅了しました。

概要

この番組は、北海道で活躍した人物に焦点を当て、その人物がどのような人生を歩み、何を残したのかをドラマ形式で伝えます。2019年4月から9月にかけては、過去の放送から選りすぐりの「傑作選」が放送され、ナビゲーターは内山佳子が務めました。

番組が誕生するきっかけは、1997年に放送されていた『喜瀬ひろしのときめきワイド』内のコーナー「北海道再発見～銅像がいくぞー!」でした。北海道内には多くの銅像がありますが、その銅像の人物が何をしたのかを紹介するコーナーとして、1年半にわたり130もの銅像が取り上げられました。しかし、5分という短い放送時間では紹介しきれない資料が多く存在したため、それらを活用する形で「ほっかいどう百年物語」が開始されました。

2000年10月8日から2019年9月29日までレギュラー放送が行われ、その後、2020年4月11日から6月14日には、新型コロナウイルス感染拡大の影響で『STVファイターズLIVE』の開始が延期された際の暫定措置として、再度傑作選が放送されました。さらに、2021年6月6日には、北海道創価学会の提供で新作特別編「牧口常三郎物語」が放送されました。

放送時間

過去の放送時間は以下の通りです。

毎週日曜日 17:00 - 17:30
毎週日曜日 11:30 - 12:00（2017年10月より）
毎週日曜日 9:00 - 9:30（2018年4月より）

また、再放送も行われていました。

毎週月曜日 1:40 - 2:10（傑作選、2008年10月5日 - 2009年3月）
毎週日曜日 17:00 - 17:30（2020年4月11日 - 6月14日）

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番組のスポンサーは、パーティシペーション（2019年）でした。
過去には、土屋ホーム、北海道電力、北海道創価学会などがスポンサーを務めていました。

出演者

番組には、三上勝由、くどうみき、岡田雅夫、斉藤和子、中野英一、藤田俊和、工藤じゅんき、藤井孝太郎、吉川のりおなど、多くの声優やアナウンサーが出演しました。後年には、STVアナウンサーの出演も多くなりました。

ナビゲーターは、奈良愛美、高山幸代、鈴木亜紀（-2017年3月）、内山佳子が務めました。

書籍

番組で放送された内容をまとめた書籍が、中西出版から刊行されています。2002年頃、紹介した人物が100人を超えた頃、「活字として残してほしい」という意見が寄せられたことを受け、2002年2月より書籍版が発売されました。第1巻は半年で1.1万部を売り上げ、2008年までに8巻が発売されました。

以下は書籍の一覧です。

ほっかいどう百年物語（2002年2月20日発売 ISBN 978-4-89115-107-2）
続 ほっかいどう百年物語（2002年9月10日発売 ISBN 978-4-89115-115-7）
続々 ほっかいどう百年物語（2003年7月30日発売 ISBN 978-4-89115-119-5）
第四集 ほっかいどう百年物語（2004年3月31日発売 ISBN 978-4-89115-123-2）
第五集 ほっかいどう百年物語（2004年12月27日発売 ISBN 978-4-89115-134-8）
第六集 ほっかいどう百年物語（2005年11月10日発売 ISBN 978-4-89115-145-4）
第七集 ほっかいどう百年物語（2006年12月31日発売 ISBN 978-4-89115-158-4）
第八集 ほっかいどう百年物語（2008年2月16日発売 ISBN 978-4-89115-171-3）
第九集 ほっかいどう百年物語（2009年5月16日発売 ISBN 978-4-89115-192-8）
第十集 ほっかいどう百年物語（2010年2月27日発売 ISBN 978-4-89115-208-6）
北海道命名150年記念 ほっかいどう百年物語 上巻（2018年12月27日発売 ISBN 978-4-89115-359-5）
北海道命名150年記念 ほっかいどう百年物語 下巻（2019年11月30日発売 ISBN 978-4-89115-370-0）

関連情報

『ほっかいどう百年物語』公式サイト

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