ぼくの絵わたしの絵

「ぼくの絵わたしの絵」は、NHK Eテレで放送されていた、子どもたちの美術作品を紹介する番組です。この番組は、教育美術振興会が主催し、NHKが後援する「全国教育美術展」の入選作品を中心に構成されており、幼児から中学生までの子どもたちが制作した、創造性あふれる作品を紹介してきました。

番組は、2019年に「アートではじける!子どもの力」としてリニューアルされましたが、本稿ではリニューアル後の番組についても合わせて解説します。

番組の概要

「ぼくの絵わたしの絵」は、長年にわたり、子どもたちの美術作品を紹介してきた番組です。2007年までは『春のテレビクラブ』内で放送されていましたが、2008年から2021年までは、東京渋谷のNHK放送センターで開催される「ぼくの絵わたしの絵展 全国教育美術展 東京展」の開催直前である2月下旬の週末午後に放送されていました。その後、2022年からは再び春休み期間中の平日午前に放送されるようになりました。

番組の歴史

番組は、以下の3つの期間に分けて放送されていました。

第1期：NHK総合テレビ・特別番組
この時期は、幼児から中学生までの特選作品を紹介する特別番組として放送されました。
第2期：NHK教育テレビ・5分番組
1984年8月6日から1990年3月15日まで放送されたミニ番組です。『春のテレビクラブ』で特選作品を紹介した後、1年かけて「全国教育美術展」の前年度入選作品を紹介していました。
放送時間：NHK教育テレビ 火曜・木曜13:55-14:00
第3期：NHK教育テレビ（Eテレ）・特別番組
この時期は、再び幼児から中学生までの特選作品を紹介する特別番組として放送されました。

番組の特徴

「ぼくの絵わたしの絵」は、子どもたちの自由な発想や創造性を大切にし、美術を通して豊かな心を育むことを目的とした番組です。番組では、絵画だけでなく、工作やデザインなど、さまざまなジャンルの作品が紹介され、子どもたちの多様な才能に光を当てていました。

番組の意義

この番組は、子どもたちの美術活動を奨励し、美術教育の普及に貢献してきました。また、全国の子どもたちの作品をテレビで紹介することで、子どもたちの創造性を刺激し、美術に対する関心を高める役割も担っていました。番組を通して、多くの人々が子どもたちの作品に触れ、その才能や可能性を感じることができたでしょう。

関連情報

ぼくの絵わたしの絵 - NHK放送史
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公益財団法人教育美術振興会

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