ぽると出版

ぽると出版について

ぽると出版（ぽるとしゅっぱん）は、1990年に設立された日本の出版社で、自動車関連の雑誌や書籍を主に発行しています。特にバスや大型商用車に特化したコンテンツを提供しており、多くの自動車愛好者や業界関係者に支持されています。設立者である和田由貴夫は、以前九段出版の自動車専門雑誌『モータービークル』に関わっており、その経験を生かして独立した形で新たな出版社を立ち上げました。

設立からの歩み

ぽると出版は、1990年5月22日に東京都杉並区にて設立されました。創業当初から、和田は大型商用車を中心に、新しい雑誌や書籍の制作を行ってきました。また、同社は「クラブバスラマ」というブランドを展開し、バス車両の模型制作や関連イベント、ツアーの企画など多様なプロジェクトにも取り組んできました。

1994年12月には、会社の所在地を東京都世田谷区北沢に移転しました。以降も、他の出版社がなかなか取り扱わないニッチな領域に特化し、独自のスタンスで業界に貢献してきたのです。

出版物と取り組み

ぽると出版の代表的な雑誌には『バスラマ・インターナショナル』や『ワーキングビークルズ』があり、これらはバスや商用車についての最新情報や技術、歴史などを深く掘り下げ、読者に提供しています。特に、『バスラマ・インターナショナル』は、国内外のバスに関する情報を網羅した一冊として多くのファンを持ち、愛されています。

通信販売とイベント出展

ぽると出版は、自社で編集から発行までを手掛ける小規模ながらも自立した出版社です。そのため、書店での取り扱いが限られているという点を考慮し、通信販売を積極的に行っています。また、定期購読にも対応し、全国の読者に向けてサービスを提供しています。

さらに、ぽると出版は東京モーターショーやスルッとKANSAIバスまつりなどの自動車関連イベントにも積極的に参加しています。これらのイベントでは、同社の雑誌のバックナンバーや「クラブバスラマ」ブランドの自動車模型などを販売するブースを出店し、ファンとの交流を深めています。イベント参加を通じて、より多くの人々に自社の資産を知ってもらえる貴重な機会となっています。

まとめ

ぽると出版は、バスや商用車に特化した独自のコンテンツを展開することで日本における自動車文化に貢献し続けています。今後も、専門性を生かした質の高い出版物を通じて、自動車ファンに向けた新しい情報や商品を提供し続けることでしょう。

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