ますだおかだ寺田のベースボールキッズ

ますだおかだ寺田のベースボールキッズ

『ますだおかだ寺田のベースボールキッズ』は、毎日放送ラジオ（MBSラジオ）で放送されていた人気のラジオ番組です。この番組は、さまざまなエンターテインメント要素を取り入れながら、多くのリスナーに愛されました。その歴史を振り返り、その魅力に迫ります。

番組の概要

この番組は、2006年春の番組改編に伴い新設された『ゴチャ2』の火曜日に位置付けられ、2006年4月4日に初めて放送されました。前身となる『どーだ!ますだおかだ』が終了した後、新たなスタートを切ったのです。ちなみに、2006年秋の改編で『ゴチャ2』が終了し、その後『ぷらっと☆ホーム』に移行しますが、この際に番組タイトルが「ますだおかだ寺田のBaseBall Kid’s」に変更されます。

2007年の秋の改編では、『ぷらっと☆ホーム』が終了し、ナイターオフの期間限定で新たに独立した30分番組として放送を開始しました。しかし、この番組も2008年春改編で終了を迎えます。その後、4月からは再び『どーだ!ますだおかだ』が復活しました。

収録と配信について

この番組は、基本的にMBS東京支社のラジオスタジオで2週分まとめて収録されていました。また、独立を機にポッドキャスト形式で過去の音源をネット配信することが始まり、リスナーはいつでもその内容を楽しむことができました。テーマソングやジングルには、増田の愛する「BASEBALL KID'S ROCK」（浜田省吾の楽曲）が使用されるなど、音楽との親和性も特徴的でした。

一方で、番組の運営にはさまざまな苦労があったようです。特にスタッフや出演者の交通費が支給されないといった問題があり、番組の存続には試行錯誤が伴いました。

放送時間と出演者

放送時間は、2007年10月から2008年3月までの日曜日19:30から20:00の枠に設定されていました。それ以前は『ぷらっと☆ホーム水曜日』や『ゴチャ2火曜日』といった時間帯で放送されていました。出演者には、ますだおかだの増田英彦さんと岡田圭右さん、そして寺田有希さんが名を連ねていました。

番組のコーナー

番組の魅力の一つは、多彩なコーナーにありました。例えば、最終回にも登場した「海砂利水魚のコーナー」では、リスナーからの雑学やあるあるネタを紹介しました。もう一つの人気コーナーは「岡ドンの良い子悪い子変わった子」で、ユーモアを交えたトリオネタが展開され、関西のお笑い要素をしっかりと表現していました。

また、「サンドウィッチマン寺田の敗者復活のコーナー」も印象的で、2007年のM-1グランプリでの出来事を元にした名物コーナーでした。

さらに、過去には「ユキペディアのコーナー」や「松村邦洋のブログのコーナー」など、リスナーの興味を引くユニークな企画がたくさんありました。これらのコーナーは、リスナーとの繋がりを生み出し、共に楽しめる要素となっていました。

関連番組とその後

番組終了後も、ますだおかだの活動は続き、例えば「ますだおかだのオールナイトニッポン」などが引き続き放送されていました。また、2012年度にはMBSラジオで生放送のワイド番組がスタートし、ますだおかだをはじめとした人気の企画が復活しました。

このように『ますだおかだ寺田のベースボールキッズ』は、ユーモア溢れるコーナーとリスナーの参加で成り立っていた、忘れられないラジオ番組です。

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