まつえレディースハーフマラソン

まつえレディースハーフマラソン

まつえレディースハーフマラソンは、1980年（昭和55年）から島根県松江市で開催されている歴史あるロードレース大会です。2018年の第39回大会以降は、日本の近代スポーツの父と呼ばれる岸清一の名を冠し、「岸清一賞 国際文化観光都市 まつえレディースハーフマラソン」として開催されています。

大会の特徴

この大会は、女性ランナーを主体とした大会ですが、一部の部門では男性も参加可能です。具体的には、I部とII部が女性限定、III部とIV部が男女参加可能となっています（2009年大会時点）。

過去には、2011年の第32回大会が東日本大震災の影響で、また2020年以降は新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となりましたが、2023年には4年ぶりに開催され、多くのランナーが松江路を駆け抜けました。

大会運営

大会は以下の団体によって運営されています。

主催
松江市
日本学生陸上競技連合
松江市教育委員会
島根陸上競技協会
山陰中央テレビジョン放送（TSK）
国際文化観光都市まつえレディースハーフマラソン実行委員会
主管
松江市陸上競技協会

種目部門

大会では、様々な種目部門が設けられています。

I部：ハーフマラソン、10kmロードレース
II部：健康マラソン
III部：ジョギング
IV部：ちびっこマラソン

コースは、松江市のシンボルである松江城大手前を発着点としています。

日本学生女子ハーフマラソン選手権大会

まつえレディースハーフマラソンは、日本学生女子ハーフマラソン選手権大会も兼ねています。この大会は、ワールドユニバーシティゲームズのハーフマラソン競技の代表選考会としての役割も担っています。2021年には、日本学生ハーフマラソン選手権大会との同時開催が立川駐屯地で行われました。

テレビ中継

大会の模様は、主催者の一員であるTSK山陰中央テレビジョン放送によって生中継されます。一部のフジテレビ系列局やテレビ山口（TBS系列）でもネット放送されます。中四国地方のフジテレビ系列局では生中継、それ以外の地域では録画放送となっています。

レース中継はTSKが担当し、スタートとゴール地点の中継は、後援企業であるMABLEが放送する形式となっています。

実況担当

過去には以下のアナウンサーが実況を担当しました。

2017年：山根収、森昭一郎（フジテレビ）、篠田吉央（岡山放送）、山下桃（リポート）
2018年：森昭一郎（フジテレビ）、渡邊大祐（岡山放送）、山根収、山下桃（リポート）
2019年：山根収、森昭一郎（フジテレビ）、平川翔也（リポート）、須田泰生（リポート）
2023年・2024年：平川翔也、森昭一郎（フジテレビ）、村上遥（リポート）

ネット局

TSKと同時ネットを行う局では、スポンサードネットとしてテロップでネット局が表示されます。遅れネット局では55分に編集されたものが放送されます。

過去には、同時ネット局で通常放送されていた「笑っていいとも!増刊号」が2時間遅れで放送されたり、「ミライ☆モンスター」が5分遅れで放送されたりするなどの影響がありました。

2020年の中止時には、同時ネット局では通常番組の同時ネットを復帰せず、関西テレビ制作の再放送番組で穴埋めが行われました。しかし、中止決定が早かった2021年・2022年は、各局とも通常通りの編成で対応しました。

外部リンク

まつえレディースハーフマラソン
* まつえレディースハーフマラソン | TSK 山陰中央テレビ

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