まるも亜希子

まるも亜希子について

まるも亜希子（本名：橋本亜希子）は、1973年10月25日に千葉県船橋市で生まれた、日本を代表する自動車評論家です。彼女の名前は、自動車業界における女性の存在感を高める重要な役割を果たしています。特に、彼女の専門分野である女性視点からのカーライフに関する提言は、多くの支持を得ています。

学歴と職歴

まるもさんは東京都内の私立高校を卒業後、立正大学法学部に進学しました。大学在学中には、東京・六本木のマクドナルドでアルバイトを行い、さらには芸能活動にも挑戦しました。1993年には、劇場用アニメーションで声優デビューを果たし、同年にはテレビドラマに出演するなど多彩な活動を展開しました。

大学卒業後、彼女は編集プロダクションに就職し、自動車関連雑誌『ティーポ（Tipo）』で約6年間、編集者として勤務しました。この経験が、後の自動車評論家としてのキャリアの基礎を築くことになります。

自動車評論家としての道

2003年に独立し、フリーランスの自動車評論家としての活動をスタートさせたまるもさんは、自らを「カーライフジャーナリスト」と呼び、雑誌やウェブサイトでの寄稿、トークショーへの出演を通じて広く知名度を上げていきました。また、2009年から2010年にかけて日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員を務めるなど、自動車業界における重要な役割を果たしてきました。

さらに、日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）の会員としても活動し、安全運転インストラクターとしての顔も持っています。2004年と2005年には、女性のみが参加する国際ラリー大会「ガゼルラリー」において、日本人チームとして初めて完走を果たしました。

ウェブサイトと家族

まるもさんは2005年に、女性に向けた情報やコラムを発信するウェブサイト「アビリーク」を開設しました。彼女の幅広い情報発信は多くの女性ドライバーを勇気づけ、また自動車に対する関心を高める手助けとなっています。

2015年には、同じくモータージャーナリストの橋本洋平と結婚し、一女をもうけました。この二人の結婚は、AJAJ会員同士による初めての婚姻でもあります。

現在の活動

まるもさんは「ピンク・ホイール・プロジェクト」を通じて、女性の力で自動車社会を元気にしようとする取り組みを行っています。また、ジャーナリストによるレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」の代表も務め、この活動を通じて若い世代への自動車の楽しさを伝えています。

最近では、YouTubeチャンネルを開設し、楽しいカーライフ情報を提供しています。彼女は特に、女性にも扱いやすい車づくりを提案しており、男性向けの仕様が多い現代の車に対して、女性にとっての使いやすさを求める姿勢を貫いています。

メディア出演

まるもさんは、多くのメディアにも登場しています。スカイパーフェクTVの『エンジョイモータースポーツ』やラジオ大阪の『桂こごろうのワイワイジャーナル』など、様々な番組にレギュラー出演し、リスナーへ自動車の魅力を伝えています。

その存在は、自動車ジャーナリズムにおいて欠かせないものとなっており、今後もさらなる活躍が期待されます。

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