みぶ真也

みぶ真也のプロフィール

みぶ真也（みぶ しんや）は、1957年2月3日生まれの日本の俳優、怪談作家、ナレーターであり、主にホラー系の一人芝居や怪談語りを行っています。大阪府堺市に生まれ、血液型はAB型です。身長165cm、体重69kgという体格を持ち、彼のトレードマークはスキンヘッドと大胸筋です。現在はイズムに所属して活動しています。

来歴と背景

みぶは坂上田村麻呂の末裔であり、母方の親族には著名な植物生態学者がいます。また、学生時代には演劇活動に携わり、40歳の時に不思議な体験をきっかけにホラー作品の演技に特化していきました。関西を中心に東京や名古屋などで活躍しており、奇妙な体験を元にした怪談を語るスタイルを確立しています。特に、学生時代にプロレスの試合を見た経験が、後の怪談語りに十分に役立ったと自身でも語っています。

関西で活動していた彼は、ラジオ関西の『ヒロノツトムの走れタコ』での創作コーナーを経て、怪談に特化した落ち着いたラジオドラマを放送するようになりました。また、ナレーションの仕事も多く、バリトンを生かした多くのCMに出演しています。

舞台と映像作品

彼は多くの舞台や映像作品に出演しており、その活動の幅は多岐に渡ります。初期の舞台作品としては、1997年の「二万尋からの怪獣」や「マタンゴの侵略」などがあり、これらの作品で彼は俳優としてのキャリアをスタートさせました。以降、「異形」や「Last Vampire」など、様々なジャンルの舞台に挑戦してきました。

映画においても、彼は「打ち上げ花火」や「怪異伝承 鬼殻村」などの作品に出演し、怪奇やホラーの要素を活かした役どころで観客を魅了してきました。また、テレビドラマやCM出演も多く、幅広いメディアでその存在感を発揮しています。

資格と受賞歴

みぶは、葬祭ディレクターの資格を持ち、仏教への深い理解を持つカトリック教徒でもあります。洗礼名はトマス・アクィナスで、法名は釈泰真（しゃく・たいしん）です。2017年には、東久邇宮記念賞和文化褒章を受賞し、長年にわたるユニークな演劇活動が評価されました。

私生活と趣味

彼は故南沙織や本郷直樹のファンであり、特に彼の業界での交流や共演を通じて、多くの影響を受けています。怪談やホラーに情熱を持つ一方で、彼のライターとしての目標はエドガー・ライス・バローズにあると言います。

みぶ真也は、その独自の存在感と多才な才能によって多くのファンから支持を受けており、これからもその活動は続くことでしょう。

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