みやぎ産業交流センター

夢メッセみやぎ

夢メッセみやぎは、宮城県が仙台港に建設したコンベンションセンターで、正式名称は「みやぎ産業交流センター」です。愛称の「夢メッセ」は、当時の宮城県知事であった浅野史郎氏の「夢」を大切にする姿勢から名付けられました。しかし、先に同名の愛称を使用していた施設が存在したため、現在の名称に変更されました。

概要

1987年に開催された博覧会の跡地に、1995年に完成しました。展示棟と会議棟から構成され、展示棟は7,500平方メートル、会議棟には最大504名収容の大ホールがあります。会議室は3分割可能で、レストランも併設されています。屋外展示場も5,000平方メートルの広さを持ち、展示棟と合わせて東北地方最大級の規模を誇ります。展示会や会議だけでなく、音楽イベントやプロレス興行など、幅広い用途で利用されています。また、隔年開催の仙台モーターショーの会場としても知られています。

2014年には、隣接する仙台港国際ビジネスサポートセンターが西館としてリニューアルオープンし、施設全体の利便性が向上しました。

東日本大震災の影響と復旧

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、開催中だったイベント中に津波が襲来し、施設が大きな被害を受けました。その後、改修工事が行われ、2012年8月1日に施設が再開されました。プレイベントとして同年7月に自動車関連のイベントが開催されました。

アクセス

仙台駅西口から宮城交通バスで「夢メッセみやぎ」下車。
仙台東部道路の仙台港北IC（塩竃・東北道盛岡方面から）または仙台港IC（亘理・東北道福島方面から）からアクセス可能です。
JR仙石線中野栄駅から徒歩約20分です。イベント開催時には、JR多賀城駅から臨時シャトルバスが運行されます。
ミヤコーバス荒井多賀城線も利用可能です。

周辺施設

隣接する仙台港国際ビジネスサポートセンター（アクセル）は、夢メッセと共同で展示会や会議施設として利用されることがあります。
周辺には、仙台港中央公園、三井アウトレットパーク仙台港、キリンビール仙台工場などがあります。

エリア放送

2013年末から2014年初頭に開催されたレゴブロックのイベントでは、会場内で情報提供を行うために、仙台放送によるエリア放送（フルセグ・ワンセグ）が実施されました。

夢メッセみやぎは、東北地方における重要なイベント会場として、地域経済の活性化に貢献しています。

脚注

夢メッセみやぎは、宮城県が所有する施設です。
東北地方最大級の展示面積を誇ります。
多様なイベントに対応可能な施設です。
仙台港という立地も魅力の一つです。

関連項目

日本の[[見本市会場一覧]]
仙台市内の公共施設一覧
仙塩
アエル (仙台市)#その他

外部リンク

夢メッセみやぎ 公式サイト
夢メッセみやぎ 仙台CATV
* 夢メッセみやぎ 宮城県

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