みんなが出るテレビ

『みんなが出るテレビ』の概要

『みんなが出るテレビ』は、テレビ神奈川（tvk）で放送された地域情報バラエティ番組です。この番組は神奈川県内の役立つ情報を視聴者に提供し、視聴者からの投稿や口コミ情報を基に女子大生リポーターが取材するという形式で進行されました。正式なタイトルは『みんなが出るテレビ〜ヨコハマ開放区〜』であり、略称は「みんテレ」や「み'TV」として親しまれていました。

放送時間と形式

番組は2004年5月14日にスタートし、最初は木曜日の22時から放送されていましたが、その後放送時間は火曜日の22時に変更されました。また、放送の翌週には再放送が行われ、視聴者が参加しやすい形式が取られていました。その中で、様々な特別なイベントや総集編も組まれるようになりました。

番組形式

『みんなが出るテレビ』のシステムは、視聴者が提供した情報を基にしたリポートをリポーターが発表するというもので、基本的には地元の口コミや新たな発見を視聴者と共有する内容でした。リポーターは神奈川県内の大学に通っている現役の女子大生が選ばれ、「本気でジャーナリストを目指す人」が対象となりました。彼女たちはアポ取りや取材、編集、報告などを一貫して自ら行うことが求められました。

ステージの分かれ方

番組は複数のステージに分かれており、ファーストステージから始まり、セカンドステージ、そしてVer.2.5に進化し、最終的には『みんテレ The Third』という形で放送されました。各ステージではセットや内容に若干の変更があったものの、視聴者と地域に密着したスタイルは一貫していました。

ファーストステージ

ファーストステージは2004年から2005年にかけて放送され、横浜市みなとみらいのランドマークプラザで公開収録が行われました。この時期には、番組の核となるリポーターたちが、視聴者の口コミを元にした情報をレポートするスタイルが定着しました。

セカンドステージ

セカンドステージでは形式が変更され、テレビスタジオでの収録に切り替わりました。視聴者からの投稿を分析し、女子大生リポーターがそれを元にリポートを行い、さらに多くの情報源を地域から引き出す努力が続けられました。

Ver.2.5およびThe Third

Ver.2.5では見せ方が大きく変更され、女子大生たちがプロジェクトを立ち上げて、その成果を試みる様相となりました。事例として、商品開発やNPO設立など様々な企画が立てられ、リポーターたちは自らの手でプロジェクトを推進しました。その後、The Thirdに進化し、視聴者の口コミをニューススタイルで取り上げる形に戻りました。

最終回

2008年12月23日の放送で、最終回を迎えました。この日は「視聴者が選ぶ2008みんテレ口コミ大賞」として、年間で最も反響のあった情報を視聴者が投票で選出しました。その後、番組は終了し、神奈川県の地域情報を届ける重要な役割を担ったことが称えられました。番組を通じて、多くの女子大生リポーターたちがアナウンサーとしての道を歩いていったこともあわせて記憶されています。

このように『みんなが出るテレビ』は、地域に根ざした情報をリポートし続け、視聴者と共に成長したテレビ番組です。

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