みんなの音楽

『みんなの音楽』は、1962年4月14日から1974年3月15日までNHK教育テレビジョンで放送されていた、小学校中学年を対象とした音楽の学校放送番組です。

番組概要

この番組は、音楽の授業の一環として、子供たちが音楽に親しみ、楽しむことを目的として制作されました。番組では、歌や楽器演奏、音楽に関する様々な知識が紹介され、子供たちの音楽への興味や関心を育む工夫が凝らされていました。

放送時間は、日本標準時で設定され、別の時間帯での再放送も行われていました。これにより、より多くの子供たちが番組を視聴できる環境が整えられていました。

出演者

番組の進行役として、以下の出演者が登場しました。

大和淳二（1962年度 - 1966年度）：番組開始当初から5年間、司会を務めました。
藤井凡大（1967年度 - 1970年度）：大和淳二の後を受け、4年間番組を盛り上げました。
松村幸子（1971年度 - 1972年度）：お姉さん役として、子供たちに親しみやすい雰囲気を提供しました。
塩見大治郎（1973年度）：番組の最後の1年間を担当しました。

スタッフ

番組制作には、以下のスタッフが携わりました。

アニメーション：中原収一が担当し、番組に彩りを添えました。
絵：みつばち工房が担当し、子供たちに親しみやすいイラストを提供しました。

特徴

『みんなの音楽』は、子供たちが音楽を身近に感じられるような、様々な工夫が凝らされていました。アニメーションやイラストを活用したり、歌や楽器演奏を取り入れたりすることで、子供たちの視覚や聴覚に訴え、音楽への興味関心を高めました。また、番組を通して、音楽の基礎知識やリズム感、音感を養うことができました。

番組は、子供たちにとって音楽の楽しさを知る良いきっかけとなり、学校教育における音楽指導に大きく貢献しました。放送終了後も、その内容は多くの人々に記憶され、日本の音楽教育の歴史において重要な番組の一つとして位置づけられています。

外部リンク

* みんなの音楽 - NHK放送史)

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