むぎ書房

むぎ書房は、東京都世田谷区玉川に本社を構える出版社です。旧社名は麦書房で、教育分野、特に国語教育、数学教育、理科教育、言語学、日本語教育に関する書籍や雑誌を数多く出版しています。

特色

むぎ書房の出版物の中でも特徴的なのは、教育関係、特に言語学・国語教育分野の書籍です。教育科学研究会・国語部会の機関誌である『教育国語』は、国語教育の最前線を捉えた情報を提供し、教育関係者から高い評価を得ています。また、言語教育の副読本として知られる『にっぽんご』シリーズは、体系的な日本語の文字、発音、文法、語彙の指導を目的としており、日本語学習者にとって不可欠な教材となっています。

さらに、言語学研究会の論文集である『ことばの科学』シリーズは、言語学の研究成果を広く社会に発信する役割を担っています。これらの書籍は、言語学研究者や国語教育関係者にとって重要な資料となっています。また、鈴木重幸著『日本語文法・形態論』は、日本語の文法構造を詳細に分析したロングセラーであり、日本語学の研究に大きな影響を与えています。

現在の主な出版内容

現在、むぎ書房が主に出版しているのは、以下の通りです。

雑誌『教育国語』：教育科学研究会・国語部会の機関誌。国語教育に関する最新の研究動向や実践事例を掲載しています。
言語教育テキスト『にっぽんご』シリーズ：体系的な日本語の文字、発音、文法、語彙の指導を目的とした教材です。
言語学論文集『ことばの科学』シリーズ：言語学の研究成果を発表する場として、研究者から重要な支持を得ています。
読書指導書『雨の日文庫』：子ども向けの名作文学集。読書指導に役立つ教材として、教育現場で活用されています。

これらの出版物を通じて、むぎ書房は、教育分野における知識の普及に大きく貢献しています。

所在地

東京都世田谷区玉川1-3-19　アネックス小柳302

外部リンク

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