ももちひろこ

ももちひろこ：福岡から羽ばたいたシンガーソングライターの軌跡

1988年11月12日、福岡県福岡市に生まれたももちひろこは、北九州市立大学卒業後、シンガーソングライターとして活動しています。163cmの身長、O型、さそり座というプロフィールからは想像もつかないほど、彼女の人生はドラマチックです。

福岡の風と音楽の出会い

地元・福岡市早良区百道（ももち）にちなんだ芸名で活動を開始したももちひろこ。当初は「HIROCO」名義でしたが、メジャーデビューを機に現在の名前に改名しました。大学時代、将来への漠然とした不安を感じた彼女は、父親のギターを手に取り独学でギターを習得。わずか3曲のカバーレパートリーで天神でのストリートライブに挑み、そこで得た人々の温かさや共感に心を打たれ、オリジナル曲の創作へと情熱を傾けていきます。

ライブハウスへの出演を重ねる中、知人や先輩の勧めでメジャーデビューを目指し、オーディションに挑戦。2009年、ユニバーサルミュージック×新星堂新人発掘オーディション「CHANCE! 09」で見事最優秀賞を獲得し、音楽シーンへの本格的な進出を果たします。

地元愛と音楽活動の両立

音楽活動に励む傍ら、地元ラジオ局でADとしてアルバイトを経験。「音楽の勉強になるから」という理由から始めたアルバイトは、地元への愛着を深めるきっかけにもなりました。2010年12月には、福岡限定で発売されたプレデビューシングル「and I...」が、わずか1週間で限定500枚が完売するという快挙を成し遂げます。

YouTubeチャンネル「ももちひろこのロコカフェちゃんねる」を開設するなど、積極的に活動の場を広げていきます。2010年10月から2011年3月には、CROSS FMでラジオ番組「ももちひろこのロコカフェ」を担当。その他にも、ニッポン放送「ミュージック・パーティー」、Fm yokohama「ももちの話」、ZIP-FM「MORE MORE CHECK」「TWO MORE CHECK」など、数々のラジオ番組に出演し、その親しみやすいキャラクターと音楽への情熱でリスナーを魅了しました。

新しいステージへ

2017年9月3日、パーソナリティを務めていたラジオ番組「TWO MORE CHECK」で、2015年に結婚していたこと、そして妊娠したことを発表。同時に、当面の間、活動を休止することを発表し、同月24日にラジオ番組は放送終了となりました。

音楽と人生、そして未来

ももちひろこは、インディーズ時代からメジャーデビュー後にかけて、数々の楽曲を発表しました。インディーズでは福岡限定シングル「and I...」のほか「Shining Star」などをリリース。メジャーデビュー後も配信限定シングルやミニアルバムを発表し、さらに福岡・佐賀県で発売されたブライダル情報誌『melon』のTVCM曲「月灯り」「しっぽ」も手掛けています。

彼女の音楽は、地元福岡への愛、そして人生の喜びや葛藤を反映した温かみのあるもの。ももちひろこの歩みは、音楽を愛するすべての人々に、勇気と感動を与え続けるでしょう。彼女の今後の活躍に期待が高まります。

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