もんぜんぷら座

もんぜんぷら座

もんぜんぷら座は、長野県長野市新田町に位置する、公共サービスセンターと食品スーパーマーケットが一体となった複合施設です。「もんプラ」の愛称で親しまれています。北緯36度38分56.8秒、東経138度11分12.2秒に位置しています。

概要

この施設は、かつてダイエー長野店があった場所を再開発して誕生しました。ダイエー長野店が2000年12月31日に閉店した後、長野市が土地を取得し、建物の寄付を受けて再整備しました。中心市街地における公益施設とスーパーマーケットの不足を解消するため、長野市と長野商工会議所（TMO）が共同で事業を進めました。

1階には、生鮮食品を扱うスーパーマーケット「TOMATO食品館」が入居しています。地下には、多目的ホールである「ぷら座ホール」と「ぷら座BOX」、2階には子育て支援施設「子ども広場じゃん・けん・ぽん」、3階には市民協働サポートセンターなど、市民生活を支える様々な施設が入っています。さらに4階には、法テラス長野や長野市消費生活センターなど、専門的な相談窓口が設けられています。2007年には、5階から8階にNTT東日本のコールセンターが集約移転し、施設全体が本格的に稼働を開始しました。

もんぜんぷら座の公益施設利用者は、平成27年度には年間29万人を超えており、地域住民の生活に深く根ざした施設であることがわかります。しかし、長野市は2030年度末にこの施設を廃止する方針を打ち出しており、その機能は、国道19号を挟んだ北側に新たに建設される図書館を核とした文化複合施設に移転される予定です。

沿革

1976年（昭和51年） - ダイエー長野店が開店。
1998年（平成10年） - ダイエーが長野市若里にダイエーハイパーマート長野若里店（現在のケーズタウン長野若里）を出店。長野店も並行して営業。
2000年（平成12年）12月31日 - ダイエー長野店が閉店。
2002年（平成14年）6月25日 - 長野市が旧ダイエーの建物を取得。
2003年（平成15年）4月4日 - 1階の「TOMATO食品館」が先行オープン。
2003年（平成15年）6月1日 - もんぜんぷら座としてグランドオープン（地下～3階）。
2006年（平成18年）10月1日 - 4階と地下が拡張オープン。1階にFMぜんこうじが開局・移転。
2007年（平成19年）6月15日 - 公益施設利用者が100万人を突破。
2007年（平成19年）12月21日 - 5～8階にNTTコールセンターが入居し、全館オープン。
2008年（平成20年）2月27日 - 6階にNTT東日本長野116センタがオープン。

フロア構成

8F: NTT東日本サービス、長野市企画政策部企画課（統計担当）、会議室
7F: NTT東日本サービス、会議室
6F: NTT東日本サービス、長野市北部障害者相談支援センター、会議室
5F: NTT東日本サービス、学習コーナー
4F: ながの観光コンベンションビューロー、長野市消費生活センター、日本司法支援センター（法テラス長野）、ハローワーク長野マザーズサロン、ハローワーク長野学生就職支援室、ジョブカフェ信州長野分室、長野市就職相談室など
3F: スクランブルひろば、NPO共同オフィス、もんぜんぷら座事務局、市民ギャラリー、会議室など
2F: こども広場「じゃん・けん・ぽん」、長野市ファミリーサポートセンター、ミニギャラリーなど
1F: 食品スーパー「TOMATO食品館」、FMぜんこうじなど
BF: ぷら座ホール、ぷら座BOX

アクセス

JR東日本・長野電鉄長野駅善光寺口より徒歩約10分
長野電鉄長野線市役所前駅より徒歩約3分
長野駅善光寺口から川中島バス・長電バス「昭和通り」下車
* 上信越自動車道須坂長野東ICより約20分

脚注

もんぜんぷら座公式サイト
TOMATO食品館 - 株式会社まちづくり長野

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