よゐこらぼ
『よゐこらぼ』（よいこらぼ）は、フジテレビONEで放送されているバラエティ番組です。この番組では、お笑いコンビのよゐこ（濱口優・有野晋哉）がMCを務めています。本シリーズは、『よゐこの企画案』、『よゐことくばん』、『よゐこLOVE』といった、過去によゐこがMCを務めたバラエティ番組群の後継にあたる企画としてスタートしました。番組内容はシーズンごとに大きく変化しており、その都度新たな試みが行われています。
シリーズ開始となるこのシーズンでは、「よゐこらぼ」のタイトルが示す通り、よゐこの二人が様々な企業と協力し、ユニークな商品の企画・開発を目指すというコンセプトが中心でした。番組名の「らぼ」には、研究室や実験室を意味する「ラボ」と、企業との協力関係を示す「コラボレーション」の意味合いが込められており、さらに前身番組である『よゐこLOVE』の語呂合わせでもありました。番組の進行は、まず協力企業の事業内容を紹介し、それを受けてよゐこの二人が自由な発想でコラボ商品のアイデアを提案するという流れで行われました。
多くの企画が番組内で検討されましたが、必ずしも全てが商品化に結びついたわけではありません。例えば、「コップのフチ子」を超えるような商品を企画する回もありましたが、具体的な商品化には至りませんでした。しかし、一部の企画は試作段階に進み、実際に販売に至ったものも存在します。株式会社アイコとの企画会議から生まれた、ヌンチャクにうんちの形のパーツを付けた「ウンチャク」は試作段階まで進みました。また、成田空港内の「面白てぃしゃつ屋」では、有野がデザインした「へのへのもへじ」Tシャツと、濱口がデザインした「湯飲み」と「You Know me?」をかけたTシャツが実際に販売され、好調な売上を記録しました。この他にも、バンダイとの共同企画による「袋とじをあけるやつ」の試作品公開や、デアゴスティーニとのコラボレーションによる「週刊ショッカーのアジト」の実用化検討、トミカの企画案検討、バンダイとのガチャポン企画「よゐこらぼ 袋綴を開ける伝説の剣」の発売など、多岐にわたる企画が実施されました。商品化に至らなかった企画についても、その経緯や課題（例：ウンチャクの原価問題）などが番組内で報告され、企画開発の過程が克明に描かれました。
「よゐこらぼ2」と番組タイトルが変更されたこのシーズンでは、番組の柱となる企画が大きく転換しました。「よゐこのパーリナイ DJ濱口 with 有野」と題されたコーナーがメインとなり、DJに扮した濱口優が、特定のテーマに沿って選曲した楽曲を紹介し、相方の有野晋哉とともに、その曲やアーティスト、当時の時代背景などに関する思い出やエピソードを語るという形式が中心となりました。おニャン子クラブや80年代のバンドブームなど、懐かしい音楽シーンが多数取り上げられました。シーズン開始当初は企業コラボ企画も継続されるとアナウンスされていましたが、放送上はDJ企画が番組の大部分を占めることとなりました。番組制作の工夫として、レコードやCDのジャケット写真には著作権が発生する場合があるため、可能な限りジャケットを映さないといった配慮が見られました。また、紹介したい楽曲のメディアが経年劣化などで再生できない場合には、収録中にスタッフがレンタルCD店で急遽音源を借りてくる、といった臨機応変な対応も行われました。
「よゐこらぼ3」として放送された本シーズンでは、再びメイン企画が刷新されました。中心となったのは「お風呂に入らないアイドル達 湯師濱口 with 見習い有野」という企画です。これは、かつてスピンオフ番組として放送された「よゐこ風呂」をリニューアルした内容でした。企画では、「湯師」の濱口優が「見習い」の有野晋哉とともに、普段あまりお風呂に浸かる習慣がないというグラビアアイドルたちをゲストに迎え、正しいお風呂の入り方や、お風呂を通じて心身を「整える」方法などをレクチャーするというものでした。番組の制作体制に関するエピソードとして、一部の回ではフジテレビ関係のスタッフが不在で、最小人数で収録を行っている様子が番組冒頭で語られることもありました。しかし、残念ながらこのシーズンは、予定されていた最終回である第9回が放送されることなく、番組が終了しました。
2024年秋からは、シリーズが新たな形で継続されることが発表されています。シーズン4は、「キン肉マン専門番組 キン肉マサル」という全く異なる番組タイトルとなり、その内容もこれまでの「よゐこらぼ」シリーズとは一新される予定です。
よゐこ（濱口優、有野晋哉）
よゐこの企画案
よゐことくばん
よゐこLOVE
* ゲームセンターCX
番組内容の変遷
シーズン1 (2014年12月21日 - 2016年1月21日)
シリーズ開始となるこのシーズンでは、「よゐこらぼ」のタイトルが示す通り、よゐこの二人が様々な企業と協力し、ユニークな商品の企画・開発を目指すというコンセプトが中心でした。番組名の「らぼ」には、研究室や実験室を意味する「ラボ」と、企業との協力関係を示す「コラボレーション」の意味合いが込められており、さらに前身番組である『よゐこLOVE』の語呂合わせでもありました。番組の進行は、まず協力企業の事業内容を紹介し、それを受けてよゐこの二人が自由な発想でコラボ商品のアイデアを提案するという流れで行われました。
多くの企画が番組内で検討されましたが、必ずしも全てが商品化に結びついたわけではありません。例えば、「コップのフチ子」を超えるような商品を企画する回もありましたが、具体的な商品化には至りませんでした。しかし、一部の企画は試作段階に進み、実際に販売に至ったものも存在します。株式会社アイコとの企画会議から生まれた、ヌンチャクにうんちの形のパーツを付けた「ウンチャク」は試作段階まで進みました。また、成田空港内の「面白てぃしゃつ屋」では、有野がデザインした「へのへのもへじ」Tシャツと、濱口がデザインした「湯飲み」と「You Know me?」をかけたTシャツが実際に販売され、好調な売上を記録しました。この他にも、バンダイとの共同企画による「袋とじをあけるやつ」の試作品公開や、デアゴスティーニとのコラボレーションによる「週刊ショッカーのアジト」の実用化検討、トミカの企画案検討、バンダイとのガチャポン企画「よゐこらぼ 袋綴を開ける伝説の剣」の発売など、多岐にわたる企画が実施されました。商品化に至らなかった企画についても、その経緯や課題（例：ウンチャクの原価問題）などが番組内で報告され、企画開発の過程が克明に描かれました。
シーズン2 (2016年4月19日 - 2021年12月24日)
「よゐこらぼ2」と番組タイトルが変更されたこのシーズンでは、番組の柱となる企画が大きく転換しました。「よゐこのパーリナイ DJ濱口 with 有野」と題されたコーナーがメインとなり、DJに扮した濱口優が、特定のテーマに沿って選曲した楽曲を紹介し、相方の有野晋哉とともに、その曲やアーティスト、当時の時代背景などに関する思い出やエピソードを語るという形式が中心となりました。おニャン子クラブや80年代のバンドブームなど、懐かしい音楽シーンが多数取り上げられました。シーズン開始当初は企業コラボ企画も継続されるとアナウンスされていましたが、放送上はDJ企画が番組の大部分を占めることとなりました。番組制作の工夫として、レコードやCDのジャケット写真には著作権が発生する場合があるため、可能な限りジャケットを映さないといった配慮が見られました。また、紹介したい楽曲のメディアが経年劣化などで再生できない場合には、収録中にスタッフがレンタルCD店で急遽音源を借りてくる、といった臨機応変な対応も行われました。
シーズン3 (2022年11月1日 - 2024年3月25日)
「よゐこらぼ3」として放送された本シーズンでは、再びメイン企画が刷新されました。中心となったのは「お風呂に入らないアイドル達 湯師濱口 with 見習い有野」という企画です。これは、かつてスピンオフ番組として放送された「よゐこ風呂」をリニューアルした内容でした。企画では、「湯師」の濱口優が「見習い」の有野晋哉とともに、普段あまりお風呂に浸かる習慣がないというグラビアアイドルたちをゲストに迎え、正しいお風呂の入り方や、お風呂を通じて心身を「整える」方法などをレクチャーするというものでした。番組の制作体制に関するエピソードとして、一部の回ではフジテレビ関係のスタッフが不在で、最小人数で収録を行っている様子が番組冒頭で語られることもありました。しかし、残念ながらこのシーズンは、予定されていた最終回である第9回が放送されることなく、番組が終了しました。
シーズン4 (2024年10月31日 放送開始予定)
2024年秋からは、シリーズが新たな形で継続されることが発表されています。シーズン4は、「キン肉マン専門番組 キン肉マサル」という全く異なる番組タイトルとなり、その内容もこれまでの「よゐこらぼ」シリーズとは一新される予定です。
出演者
よゐこ（濱口優、有野晋哉）
関連項目
よゐこの企画案
よゐことくばん
よゐこLOVE
* ゲームセンターCX
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