わんぱくチビッコ大集合!

『わんぱくチビッコ大集合!』の魅力

『わんぱくチビッコ大集合!』は、1976年から1978年の間、毎年12月31日の夜に放送されたフジテレビ製作の特別番組です。子供たちに向けたこのバラエティは、年末の恒例行事として多くの家庭で楽しまれました。全3回の放送が行われ、各回ごとに異なるテーマやコーナーが展開されました。

番組の概要

番組は正式に『'XXわんぱくチビッコ大集合!』というタイトルで、ここで「XX」には放送年の下2桁が入ります。1976年の放送には、「-ピンポンパンとポンキッキ-」という副題がついており、同年は特に注目の年となりました。それまで放送されていた『ママとあそぼう!ピンポンパン』や『ひらけ!ポンキッキ』とのコラボレーションも実現し、子供たちにとっては夢のような番組だったことでしょう。

放送時間と出演者

各年の放送時間は次の通りです。

• - 1976年版: 金曜 19:00 - 20:54（114分）
• - 1977年版: 土曜 19:30 - 20:54（84分）
• - 1978年版: 日曜 20:00 - 20:54（54分）

司会は三波伸介が担当し、他にも多くのタレントや子供たちが出演しました。初回では酒井ゆきえや坂本新兵、金森勢などが加わり、多彩な顔ぶれが揃いました。また、子供たちが出演するコーナーには、ガチャピンやムック、子門真人、のこいのこなど、人気キャラクターも顔を揃えていました。

年ごとの見どころ

1976年

初回の1976年版では、格闘技とダンスが組み合わさった「大あばれ！東村山音頭」や、高見山との相撲対決など華やかな内容が特長でした。特に、ガヒップリ・ヒマラヤ熊のコントは子供たちに大人気を博しました。他にも、1976年のヒット曲を紹介する「ちびっこヒットパレード」も印象的なコーナーの一つです。

1977年

次の1977年版では、タレントの欽ちゃんが登場し、「欽ちゃん・清の爆笑年忘れ」と題して多くの笑いを提供しました。この年もスーパーカーをテーマにしたコーナーや、今流行の歌を紹介する「ちびっこヒットパレード」が用意され、視聴者を楽しませました。

1978年

最終回となる1978年版は、コラボレーション要素を減らし、子供たちが様々な特技を披露するフォーマットに変わりました。10桁の暗算や、わんこそば早食い、3歳児の一輪車技など、視聴者の度肝を抜くパフォーマンスが盛りだくさんでした。

結論

『わんぱくチビッコ大集合!』は、子供たちの才能を引き出すと同時に、タレントたちのコミカルな優雅さで視聴者を楽しませた特別番組でした。エンターテイメントの中に学びや笑いが詰まったこのシリーズは、視聴者の心に長く残るものでした。今でも多くの人々に愛され続けるこの番組の魅力を振り返ることは、当時の子供たちにとって大切な思い出となっています。

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