アイキッズ

アイキッズクリエイティブ株式会社：クロスメディア戦略で成長を続けるベンチャー企業

アイキッズクリエイティブ株式会社は、兵庫県神戸市に本社を置くベンチャー企業です。同社は、革新的なクロスメディア戦略によって、子供向けコンテンツ市場で大きな成功を収めています。特に有名なのは、1分ごとに異なる子供モデルの写真が切り替わるWEBコンテンツ『キッズ時計』と『ベビー時計』です。

キッズ時計：天使たちの1分間オンステージ

『キッズ時計』は、「天使たちの1分間オンステージ」をキャッチコピーに掲げ、魅力的な子供モデルたちを起用したサービスです。厳選された子供モデルの写真が1分ごとに自動で切り替わり、まるで時計の文字盤が生き物のように変化する、ユニークな演出が特徴です。

このサービスは、単なる時計としての機能にとどまりません。国内外の植物園、公園、ハウススタジオなど、さまざまなロケーションで撮影された高品質な写真が、1日に1440枚も表示されます。これらの写真は、親御さんにも提供されるため、ブログやInstagramなどのSNSを通じて拡散され、口コミによるプロモーション効果も生み出しています。

さらに、2015年には公式キャラクター『とけいちゃん』が誕生し、親しみやすさを演出。2015年からは産科病院での新生児撮影も開始され、2017年には全国展開へと拡大しました。これは、子供たちの成長を記録し、親御さんにとってかけがえのない思い出を届けるという、企業理念を体現する取り組みです。

国際的な展開と強力なタイアップ

『キッズ時計』の撮影会は、日本国内だけでなく、韓国、中国、台湾、香港、マレーシア、シンガポール、インドネシア、アメリカ合衆国（ロサンゼルス、ハワイ）、フランス（パリ）、イギリス（ロンドン）など、世界各地で開催されています。このグローバルな展開によって、より多くの子供たちに機会を提供し、多様な文化に触れる機会も創出しています。

また、同社は数々の有名企業とのタイアップにも成功しています。アパレルメーカー、映画会社、商業施設、芸能事務所など、幅広い業界の企業と連携することで、『キッズ時計』の認知度向上とブランド価値の向上に貢献しています。

代表的なタイアップ企業としては、F・Oインターナショナル、コージィコーポレーションといったアパレルメーカー、東宝、東映、ディズニーといった映画会社、イオンモール、ららぽーとといった商業施設、そしてavex、アミューズといった芸能事務所などが挙げられます。これらの企業との連携を通じて、『キッズ時計』は、子供たちの成長を応援する社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

ベビー時計：0歳から1歳児向けのサービス

2014年には、『ベビー時計』という、0歳から1歳の赤ちゃんを対象としたサービスも開始されました。これは、『キッズ時計』の成功を基盤に、より幅広い年齢層の子供たちを対象としたサービス展開を図ることで、市場の拡大を目指しています。

まとめ

アイキッズクリエイティブ株式会社は、『キッズ時計』と『ベビー時計』という魅力的なサービスを通じて、子供たちの成長を記録し、親御さんにとってかけがえのない思い出を届ける、ユニークなビジネスモデルを確立しました。世界各国での展開、有名企業とのタイアップ、そして社会貢献活動など、多角的なアプローチによって、持続的な成長を続けている企業と言えます。今後の更なる発展にも期待が寄せられます。

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