アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション

アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション

『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』は、バンダイナムコエンターテインメントから2016年10月13日に発売されたPlayStation VR専用のVRアイドルライブゲームです。

アイドルマスターシリーズとして初のPlayStation VR対応作品であり、シンデレラガールズの1stライブ『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!』の舞台となった舞浜アンフィシアターをVR空間で再現しています。

ゲームシステム

ライブ体験

最大9人のアイドルによるライブを、PlayStation VRを通じて体験できます。プレイヤーはPlayStation Moveをコンサートライトに見立てて振ることで、ライブ会場の一体感を味わえます。鑑賞する席によって見える映像や音の聞こえ方が変化し、臨場感あふれるライブを楽しめます。

登場アイドル

2017年7月時点で30人のアイドルが登場します（EDIT LIVEモード専用アイドルを含む）。初期収録楽曲は3曲で、ライブ中に登場するアイドルと衣装は固定されています。

操作方法

ワイヤレスコントローラー（DUALSHOCK 4）に加え、PlayStation Moveをコンサートライトとして使用できます。PlayStation Moveの振動機能により、音楽に合わせた振動が伝わり、4Dのような臨場感も実現します。

コンサートライト

ライブ中に使用するコンサートライトは、左右4本ずつ合計8本まで同時に持つことが可能です。また、コンサートライトのセットを10種類まで保存できます。

EDIT LIVEモード

2017年6月13日に実装されたEDIT LIVEモードでは、シンデレラガールズに登場するアイドルの中から各属性3人ずつ、計9人を自由に編成できます。当初は「お願い!シンデレラ」のみでしたが、後に「Yes! Party Time!!」も使用可能になりました。

対応アイドルは全9回に分けて順次配信され、2017年当時の全オリジナルアイドル183人が使用可能になりました。ただし、2018年以降に追加された7人の新アイドルは、本作には追加されていません。

収録楽曲

Yes! Party Time!!
登場アイドル：島村卯月、渋谷凛、本田未央、赤城みりあ、安部菜々
衣装：パーティータイム・ゴールド
お願い!シンデレラ
登場アイドル：島村卯月、渋谷凛、本田未央、神崎蘭子、小日向美穂、城ヶ崎美嘉、城ヶ崎莉嘉、多田李衣菜、三村かな子
衣装：スターリースカイ・ブライト
Star!!
登場アイドル：赤城みりあ、アナスタシア、緒方智絵里、新田美波、前川みく
衣装：スターリースカイ・ブライト
アタシポンコツアンドロイド
登場アイドル：小日向美穂、双葉杏、前川みく
衣装：パーティータイム・ゴールド
Snow Wings
登場アイドル：島村卯月、渋谷凛、本田未央、大槻唯、上条春菜
衣装：パーティータイム・ゴールド
GOIN’!!!
登場アイドル：川島瑞樹、小早川紗枝、高垣楓、高森藍子、十時愛梨
衣装：パーティータイム・ゴールド
Orange Sapphire
登場アイドル：城ヶ崎莉嘉、諸星きらり、赤城みりあ
衣装：パーティータイム・ゴールド
Tulip
登場アイドル：速水奏、塩見周子、一ノ瀬志希、宮本フレデリカ、城ヶ崎美嘉
衣装：パーティータイム・ゴールド
Trancing Pulse
登場アイドル：渋谷凛、神谷奈緒、北条加蓮
衣装：パーティータイム・ゴールド
ØωØver!!
登場アイドル：前川みく、多田李衣菜
衣装：パーティータイム・ゴールド
M@GIC☆
登場アイドル：島村卯月、渋谷凛、本田未央、諸星きらり、双葉杏

開発

本作は、プログラマーがOculus RiftでシンデレラガールズのライブシーンをVRで表現することを試みたことがきっかけで、2016年1月にプロジェクトとして発足しました。Unreal Engine 4での検証を経て、最終的にはUnityを使用することになりました。

VRライブ画面のリアリティを高めるため、モブキャラクターを配置し、衣装や動きに個性を与えることで、ライブ会場の臨場感を演出しました。また、舞浜アンフィシアターを舞台に選んだことで、1stライブの再現というコンセプトを実現しています。

VRに対応するため、アイドルのポリゴン数を増やし、衣装のデザインもダンスが映えるように工夫が凝らされました。ユーザーインターフェースは、シンデレラガールズの派生タイトルとして、同作に近いものが採用されました。

評価

ドワンゴVR部は、本作を「周りの観客と一緒に楽しむというライブの醍醐味を味わえる」と評価しています。特に、他の観客の様子が見えることで、応援上映のような楽しさが得られる点を評価しています。観客やステージのバリエーション、コール練習モードなどの要望も挙がっています。

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