アクセル・クレルジュ

アクセル・クレルジュ (Axel Clerget)

アクセル・クレルジュは、1987年1月28日生まれ、フランスのサン＝ディジエ出身の柔道家です。階級は81kg級と90kg級で、国際大会で数々の実績を残しています。

主な戦績

2006年: 世界ジュニア 81kg級 3位
2009年: グランドスラム・パリ 3位
2010年: ワールドマスターズ 2位
2011年: ワールドカップ・リバプール 優勝 (81kg級)
2013年: 地中海競技大会 3位 (90kg級)
2014年: アフリカオープン・カサブランカ 優勝 (90kg級)
2015年: ヨーロッパオープン・ミンスク 優勝 (90kg級)
2015年: グランプリ・チェジュ 2位 (90kg級)
2016年: グランドスラム・バクー 2位 (90kg級)
2016年: グランプリ・アルマトイ 優勝 (90kg級)
2016年: グランドスラム・東京 2位 (90kg級)
2017年: ヨーロッパオープン・リスボン 優勝 (90kg級)
2017年: グランドスラム・パリ 2位 (90kg級)
2017年: ヨーロッパ選手権 2位 (90kg級)
2017年: 世界団体 3位
2018年: グランドスラム・パリ 3位 (90kg級)
2018年: 世界選手権 3位 (90kg級)
2018年: 世界団体 2位
2019年: グランプリ・テルアビブ 優勝 (90kg級)
2019年: ヨーロッパ競技大会団体戦 3位
2019年: 世界選手権 3位 (90kg級)
2019年: 世界団体 2位
2020年: グランドスラム・パリ 3位 (90kg級)
2021年: 東京オリンピック 混合団体 優勝
2023年: グランプリ・アルマダ 3位
2023年: グランプリ・リンツ 2位
2023年: グランドスラム・アスタナ 3位
2023年: グランドスラム・東京 5位
2024年: 世界団体 2位
2024年: ヨーロッパオープン・マドリード 2位(100㎏級)

特筆すべき戦績

2018年の世界選手権では、準決勝で敗れたものの3位に入賞し、31歳にして自身初の世界大会メダルを獲得しました。また、2021年の東京オリンピック混合団体では、決勝の日本戦で向翔一郎選手に勝利し、チームの優勝に貢献しました。

2019年世界柔道選手権での出来事

2019年の世界柔道選手権東京大会での団体戦決勝、対日本戦での村尾三四郎選手との対戦は、特に注目を集めました。クレルジュ選手が三角絞を仕掛けながら抑え込む形になった際、当初、主審が「待て」を宣告。しかし、ビデオ判定の結果、クレルジュ選手が一本勝ちとなりました。この判定については、西山将士氏が村尾選手が「待て」をアピールしたのではないかと述べるなど、議論を呼びました。IJF審判委員会は後に、クレルジュ選手が三角固で抑え込んでおり、「待て」がなければ技ありになっていたであろうとの見解を示しました。この試合は、団体戦の勝敗にも影響を与える重要なポイントとなりました。

現在のランキング

2024年6月25日現在、IJF世界ランキングは1662ポイントで40位です。

アクセル・クレルジュは、長年にわたり国際舞台で活躍し、数々の実績を残してきたフランスを代表する柔道家の一人です。

出典: JudoInside.com

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