アスト津

アスト津について


アスト津(アストつ、UST-TSU)は、三重県津市津駅前に位置する複合ビルです。この建築物地上94メートル高さを誇り、三重県内で四日市港ポートビルに次いで2番目に高い建物となっています。

建設の背景


アスト津は、津市の再開発事業の一環として建設され、2001年4月にグランドオープンしました。この複合ビルには、三重県津市の行政施設、賃貸オフィス、ホテル、商業店舗、レストランが集まっています。県庁所在地の玄関口として、都市景観や地域活性化に寄与することが目的とされています。

アスト津の敷地は、旧・国鉄の清算事業用地であり、1992年津市がこの土地を取得し、事業計画が策定されました。ビルの正式名称は「津駅前北部A-1地区第一種市街地再開発事業施設建築物」となっていますが、一般的にはアスト津と呼ばれています。名称の由来は、「アスト津」と「明日都津(あすつつ)」、あるいは「津(tsu)」を逆さまにした「ust」から来ていると言われています。この名称は、1999年に全国から2666点の応募の中から選ばれました。

フロアガイド


アスト津は、主に本体棟と駐車場棟に分かれています。以下は各棟の特徴です。

本体棟


  • - 地下1Fレストラン街「グルメポート」
  • - 1F・2Fホテルグリーンパーク津、ショッピングモール
  • - 3F:みえ県民交流センター(旅券センター)、三重県立図書館のブックポスト設置
  • - 4F・5F:アストプラザ(津市の行政窓口サービス、貸しホール、貸し会議室)
  • - 6Fホテルグリーンパーク津
  • - 7F - 12F:オフィスフロア
- 8F中京テレビ放送三重支局
- 10F:日本公文教育研究会津事務局、名古屋テレビ放送三重支社
- 11FCBCテレビ三重支社
- 12F東海旅客鉄道三重支店
  • - 13F - 18Fホテルグリーンパーク津の客室

駐車場


アスト津の駐車場棟は9階建てで、本体棟と接続されている階もあります。具体的な接続は以下の通りです。
  • - 本体棟1F - 駐車場棟1F
  • - 本体棠2F - 駐車場棟2F
  • - 本体棟3F - 駐車場棟4F
  • - 本体棠4F - 駐車場棟5F(ここまでがスロープでつながっており、車椅子利用者はここから入ることができます)

アスト津は津市の中心に位置し、地域住民や観光客に多くの便利なサービスを提供しています。これにより、訪れる人々にとって重要なランドマークとなっており、活気のある場所として日々賑わっています。

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