アダム・ゴールドバーグ (アメリカンフットボール)

アダム・ゴールドバーグ（Adam Goldberg、1980年8月12日 - ）は、アメリカ合衆国ミネソタ州イダイナ出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはオフェンシブラインマンとして活躍しました。

プロ入り前

ゴールドバーグは地元の高校に進学し、3年生の時に州のセカンドチームに選出されるなど、早くからその才能を発揮していました。この年、彼はオフェンシブラインマンとディフェンシブラインマンの両方を兼任し、95タックル（19ソロタックル）を記録しました。攻守にわたってチームに貢献する中心選手でした。

ワイオミング大学に進学後、ゴールドバーグはさらに成長を遂げます。2001年春には、3年生ながらチームのキャプテンに選ばれ、リーダーシップを発揮しました。また、その実力も高く評価され、オールアメリカに1回、マウンテン・ウェスト・カンファレンスのオールチームに2度選出されるなど、数々の栄誉に輝きました。大学での輝かしい活躍は、NFL入りへの足がかりとなりました。

NFL

2003年、ゴールドバーグはドラフト外フリーエージェントとしてミネソタ・バイキングスと契約し、念願のNFL入りを果たしました。しかし、最初のシーズンはプラクティス・スクワッドで過ごし、出場機会を得ることはできませんでした。2004年シーズン終盤には、レギュラーシーズン最後の6試合とプレーオフ2試合で先発出場を果たし、ついにその実力を発揮する機会を得ました。翌2005年には、12試合でライトタックルとして先発出場し、チームのオフェンスラインを支えました。

2006年9月2日、ゴールドバーグは2008年のドラフト8巡指名権とのトレードで、セントルイス・ラムズに移籍しました。この年、彼は15試合に出場し、プロボウラーにも選出された実績を持つLT（レフトタックル）のオーランド・ペースが11月にシーズン絶望となる怪我を負った後には、先発出場も果たしました。ラムズでもその実力を発揮し、チームに貢献しました。

2007年は第4週に左膝を負傷し、その後故障者リスト入りとなり、シーズンを棒に振ってしまいました。怪我からの復帰を目指し、リハビリに励むこととなりました。

オフシーズンに制限付きフリーエージェントとなった2009年3月20日、ゴールドバーグはラムズと2年間180万ドルで再契約を果たしました。再びラムズでプレーする機会を得て、意気込みを新たにしました。2009年にはライトタックルとして14試合に先発出場、2010年にはライトガードとして全16試合に先発出場を果たし、チームのオフェンスラインを支え続けました。長年にわたりNFLの舞台で活躍したゴールドバーグは、その後現役を引退しました。

ゴールドバーグのNFLでの通算成績や詳細な情報は、NFL.com、ESPN、Pro-Football-Referenceなどのウェブサイトで確認することができます。

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