アッシュ・ディクソン

アッシュ・ディクソン：ニュージーランドから日本へ、世界を舞台に活躍するフッカー

アッシュ・ディクソン（Ash Dixon）は、1988年9月1日生まれのラグビーユニオン選手です。現在、ジャパンラグビーリーグワンのNECグリーンロケッツ東葛に所属し、卓越したスキルと経験でチームに貢献しています。

ニュージーランドのクライストチャーチ出身であるディクソン選手は、フッカー（HO）として活躍。恵まれた体格（身長180cm、体重103kg）を活かしたパワフルなプレーが持ち味です。

若手時代からその才能を高く評価され、U20ニュージーランド代表や、ニュージーランドのマオリ系選手で構成されるマオリ・オールブラックスにも選出。将来を嘱望される選手として、国内外で注目を集めました。

クライストチャーチボーイズ高校卒業後、ディクソン選手はニュージーランド国内のトップリーグで経験を積みます。ホークスベイ、オークランド、そして再びホークスベイとチームを渡り歩き、着実にスキルアップを遂げました。その後、スーパーラグビーの強豪チームであるブルーズ、ハリケーンズ、ハイランダーズと、主要なクラブチームでプレー。世界最高峰の舞台で鍛え上げられた技術と経験は、彼の大きな武器となっています。

2018年、ディクソン選手は日本への挑戦を決意し、パナソニック ワイルドナイツ（現・埼玉パナソニックワイルドナイツ）へ加入。同年10月20日に行われたジャパンラグビートップリーグ第7節のキヤノンイーグルス戦で、先発出場を果たし日本での公式戦デビューを飾りました。

パナソニックでのプレーを経て、2021年にはNECグリーンロケッツ東葛に移籍。現在もリーグで活躍し、その経験と才能で日本のラグビー界に貢献し続けています。

彼のキャリアは、単なる選手としての成功物語ではありません。クライストチャーチから世界へと羽ばたき、複数のチームで培った経験、そして異なる文化の中でプレーすることによって得られた経験が、彼を世界的なフッカーへと成長させました。

ディクソン選手の今後の活躍からも目が離せません。彼のプレーは、日本のラグビーファンだけでなく、世界中のラグビーファンを魅了し続けることでしょう。

主な経歴
クライストチャーチボーイズ高校
ホークスベイ
オークランド
ブルーズ
ハリケーンズ
ハイランダーズ
埼玉パナソニックワイルドナイツ
NECグリーンロケッツ東葛

代表歴
U20ニュージーランド代表
マオリ・オールブラックス

アッシュ・ディクソン選手の今後の活躍に期待しましょう。彼のプレーを目の当たりにする機会をぜひお見逃しなく。

もう一度検索