アナログタロウ

アナログタロウは、1973年8月28日生まれ、東京都出身のお笑い芸人です。本名は齊藤大典。トップ・カラーに所属しており、身長180cm、体重62kgというスタイルを持ちます。

芸人になる前は、6年間サラリーマンとして働いていました。その後、プライムワン・タレントスクール3期生としてお笑いの道へ進み、同期には龍勝がいます。当初は「斉藤欠席」という芸名で活動していましたが、フリーに転身後、「アナログタロウ」に改名しました。

R-1ぐらんぷりでは、2009年に3回戦まで進出し、2010年にはサバイバルステージで4位となる実力を見せました。R-1ぐらんぷり出場後の2010年3月にトップ・カラーに所属し、本格的な活動を開始します。

アナログタロウの芸風は、主に一人コントです。特徴的なのは、カセットテープにあらかじめ収録したナレーションや効果音に合わせて、自身の演技と台詞を組み合わせるスタイルです。「長い卒業式」や「もしもカラータイマーが3000色あったら」などのネタでは、カセットテープを駆使した独特の世界観が展開されます。

特に有名なネタは、「どうでもいい情報を教えてくれる80年代歌番組の曲紹介」です。このネタでは、カセットテープから曲のイントロを流し、曲紹介の台詞を自ら演じるというスタイルです。『エンタの神様』では、スタジオで音源を流して同様のネタを披露しました。また、『博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜』では、他のモノマネ芸人とコラボし、曲紹介された歌手（に扮した芸人）が実際に登場するという斬新な演出を見せました。この番組では第15回大会で優勝を果たしています。しかし、マニアックなネタであるが故か、一般審査員が合否を判定する『オンバト+』では、5回出場するも一度もオンエアを勝ち取ることはできませんでした。

その他、機動戦士ガンダムの次回予告を模倣するネタも持っています。

テレビ出演も多数あり、『オンバト+』、『テレ遊びパフォー!』、『イツザイ』、『とんねるずのみなさんのおかげでした』、『エンタの神様』、『EXE』、『爆笑レッドシアター』、『森田一義アワー 笑っていいとも!』、『めちゃ×2イケてるッ!』、『ウケウリ!! 〜天野QC研究所』、『新春レッドカーペット』、『ものまねグランプリ』、『おはスタ』、『コロッケ千夜一夜』、『現役アイドルが選ぶ！なつエモアイドルソングランキング』など、多岐にわたる番組に出演しています。

ラジオでは、自身の冠番組『アナログタロウ 痛快!アナログヒッパレ〜♪』を2010年から放送しており、複数の放送局で長年親しまれています。その他、『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』や『上柳昌彦・山瀬まみ ごごばん!フライデースペシャル』、『大沢悠里のゆうゆうワイド』、『高柳明音の生まれてこの方』、『文化放送 菊池桃子の ライオンミュージックサタデー』など、様々な番組にゲスト出演しています。

また、渡辺美優紀の楽曲「やさしくするよりキスをして」のPVにも出演しています。ライブ活動も行っており、NONSENCE CUPやアキバのお笑い、フリーフォーム（Studio twl）などでパフォーマンスを披露しています。

インターネット番組では、こんせいそんのスタジオ生放送!に不定期で出演。CMではポノスのゲーム『にゃんこ大戦争』のナレーションを担当しています。

アナログタロウは、その独特な世界観とマニアックな芸風で、多くのファンを魅了し続けています。

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