アブドゥラー・アル＝マイウフ

アブドゥラー・アル＝マユーフ（アラビア語: عبد الله المعيوف、ラテン文字転写: Abdullah Al-Mayouf、1987年1月23日 - ）は、サウジアラビア・リヤド出身のサッカー選手。ポジションはゴールキーパー（GK）で、元サウジアラビア代表。現在はサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドに所属しています。

クラブ経歴

アル・アハリ
2007年にアル・アハリ・ジッダへ移籍。しかし、出場機会は限られ、2013-14シーズンにようやくレギュラーポジションを獲得しました。2015-16シーズン中にクラブから契約更新の打診を受けましたが、これを拒否しました。

アル・ヒラル
2016年8月13日、育成世代時に在籍していたアル・ヒラルへ移籍。契約期間は2年間。同日、アル・バティン戦でデビューを果たしました。AFCチャンピオンズリーグ2017決勝では、浦和レッドダイヤモンズ戦の1stレグ、2ndレグともにゴールマウスを守りましたが、ラファエル・シルバの活躍により、合計スコア1-2で敗れました。

アル・イテハド
2023年9月3日、ヤシン・ブヌの加入に伴い、アル・イテハドへ2年契約で移籍。元ブラジル代表のマルセロ・グロエとのポジション争いとなりましたが、シーズン終盤にはポジションを奪取し、リーグ戦12試合に出場しました。
アル・シャバブ
2024年9月10日、アル・シャバブへの加入が発表されました。

代表経歴

2013年にサウジアラビア代表へ初招集されました。長らくワリード・アブドッラーやヤーセル・アル＝モサイレムといった選手たちの壁を越えられず、レギュラーとしての活躍はできませんでした。さらに、ロシアW杯最終予選中にはムハンマド・アル＝オワイスが代表に定着し、出場機会は限られていました。しかし、2017年ロシアW杯最終予選UAE戦で久しぶりの代表出場を果たすと、ワリードを抑えて2018 FIFAワールドカップのメンバーに選出されました。背番号1を背負い、初戦のロシア戦に先発出場しましたが、5失点を喫し、チームは敗北。以降、自身の出番はなく、大会を終えました。

代表記録

出場大会
2018 FIFAワールドカップ
試合数
国際Aマッチ 14試合 0得点（2010年 - 2019年）

アル＝マユーフは、長年にわたりサウジアラビアサッカー界を支えてきたベテランゴールキーパーです。クラブレベル、代表レベルともに豊富な経験を持ち、安定したセービングとリーダーシップでチームに貢献しています。

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